東京地裁において、Nメンタルクリニック院長に対する公判が開かれました。

 

3人目の被害者分の追起訴分と合わせての審議となりました。3人ともほとんど手口は一緒でした。着衣をたくし上げて胸部を弄び、さらに下着を脱がせて足を開かせ、陰部を弄ぶというものでした。

 

対する弁護側の反論はこういうものでした。一人目の被害者に対しては、胸部、陰部に触ったことを認めたものの、それはあくまでも医療行為という主張でした。残り二人については、胸部を触ったことは認めながらも陰部は触らず、それぞれそけい部、下腹部であったと主張しています。動かぬ証拠(わいせつ診察の様子を被害者が録画したビデオ)があるため、一人目に対しては陰部を触ったことも認めざるを得なかったのかもしれません。いずれにせよ、胸部を触ったのは診療行為ということでした。

 

3人の被害者の治療には全て共通点がありました。初診で、「抑うつ」「不眠」「心身症」などと診察し、ドグマチール(スルピリド)を処方していたことです。

 

ドグマチールとは、抗うつ薬として使用されますが、高プロラクチン血症という、女性ホルモンを狂わせる重大な副作用があり、その結果として乳汁が分泌されたり、月経が止まったりします。男性にすら乳汁を分泌させるというこの威力に、「ドグマチチジル」という隠語すらあります。SSRIが認可された今、あまりうつには使われていません。しかし、SSRIよりもこちらの方がよいと信念を持ってこの薬を使い続ける精神科医もいます。

 

さて、どうやらこの被告人も「信念」を持っていたようです。しかし、それが治療のための信念ではなかったようです。この3人の被害者も、服用してまもなく乳汁分泌などの副作用に苦しむことになりました。そこで被告人は胸部の触診を始めたということでした。

 

なるほど!!!

 

一つ勉強になりました。かわいい娘にはドグマチールを処方せよ、というものです。しばらくすると、患者が乳汁分泌などの異常を訴えるので、胸部を触る言い訳ができます。さらに患者が月経異常を訴えれば、陰部を内診する言い訳ができます。

 

もしも、そのようなことを意図してドグマチールをあえて処方していたとしたら、この上ない卑劣な手口に驚かされます。もちろん、それが故意であるかどうかなどの証明は難しいでしょう。しかし、診察椅子の上で女性患者に開脚させ、手袋もつけずに陰部を触るという行為は、どう見ても正しい内診ではなさそうです。一切罪を認めようとしない態度も考慮すると、やはりそうなんだろうと思えてきます。

 

弁護側の反論で滑稽だったのは、精神科であっても身体的診察が必要であり、心身両面から総合的に診察するものだと、こういう時だけ立派な医師を装っていたことです。いえいえ、しっかりと心身両面から診察できるのであれば、多剤大量処方をしたり、患者の声に耳を傾けないで同じ処方を長年繰り返したり、外来で簡単にベゲタミンを出したりはしないですよね?

 

それにしても、精神科医の言い訳スキルの高さにはいつも驚かされます。患者を治す能力はなくても、法の目を掻い潜ったり、言い逃れしたりする能力だけは超一流です。恐らく、どのように患者を治すかではなく、どのようにしたら訴えられないかばかりを考えているのでしょう。インチキ商品をインチキとわかっていて販売するような人を想像するとご理解できるかと思います。


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私はこうして精神医学との縁を切りました!

精神医学に関われば関わるほど悪化させられる…。どんどん離れられなくなる向精神薬…。この無間地獄から抜け出すのは至難の業とされていますが、そんな中で精神医学との縁を切り、今では本当に幸せな人生を歩んでおられる皆さんのお話し(体験談)です。



https://www.youtube.com/watch?v=f-eZyz5AcC0&t=492s

(馬川由美恵さん)




https://www.youtube.com/watch?v=-3XxIXgPCxw&t=113s

(伏見美穂さん)




https://www.youtube.com/watch?v=dvMPvl9sVpA&t=15s

(手島弘才美さん)




https://www.youtube.com/watch?v=Oibo0zLmSdg&t=378s

(唐仁原直子さん)