精神・神経科学振興財団が、日本睡眠学会と共同で「睡眠健康推進機構」を組織し、毎年3月18日と9月3日を「睡眠の日」と新たに制定したらしい。

なんでも、9月3日は「ぐっすり」という語呂合わせで決まったとか。何度考えても「ぐっすり」と読むことはできなかったが、「クスリ」と読むことはできた。なるほど、そういうことか。

不眠というのは、精神科医にとって、獲物を罠におびき寄せるエサみたいなもの。ちょっとした不眠で精神科に足を踏み入れた結果、その悲惨なアリ地獄にはまってしまった人を何人も見てきた。確かに不眠はつらいが、間違った専門家にかかることで、不眠本来のつらさの何十倍もの苦しみを味わうはめになる。

睡眠薬に関しても「新薬」が発売されたことから、御用学者の精神科医も震災に乗じて不眠の話を積極的にするようになっている。そして、早期に精神科などの専門家にかかれとメッセージを発している。

本当に不眠の原因を見つけたり、本当に眠れるよう生活習慣の改善を指導してくれたりするような人に出会えば、不眠の問題は解決できる。しかし、その役割は現在の精神科医には全く期待できない。睡眠薬に依存や習慣性はないと平気で嘘をつき、自然の睡眠とは全く異なる、人工的な不自然な睡眠を薬で作り出し、その後量や種類を増やすしかしないような精神科医があまりも多い。

睡眠に関する正しい知識を普及したいというのであれば、まずは自分たちがばら撒いてきた誤った情報を正し、国際機関からも指摘されているような、ベンゾ系薬物の大量処方を止めさせることから始めていただきたい。




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精神医療 従事者、心理士による患者への性的虐待事件 

 

 

2018 年11月30日、最高裁第3小法廷は、勤務していた栗田病院(長野市)で当時15歳の女 性患者に対して「産婦人科の検査をしないと退院できない」などと嘘を言い、体を触るな どして準強制わいせつの罪に問われた精神科医の上告を棄却し、懲役2年が確定した。 

 

2018 年12月6日、診察中の女性患者にキスなどをした強制わいせつの疑いで、警視庁は都 内の精神科クリニック院長を逮捕した。警察や保健所には複数の被害相談が寄せられてい た。過去にも患者に対するわいせつ事件を起こして書類送検となっていたが示談が成立し て不起訴処分となっていた。 (※不起訴となり、1か月後には診療再開) 

 

2020 年5月23日、女性患者にわいせつな行為をしたとして、兵庫県警尼崎北署は、強制わ いせつの疑いで精神科クリニック院長を逮捕した。診療中の20代の女性患者の体を触るな どのわいせつな行為をした疑い。院長は「このような行為をしたことは間違いないが、以 前に付き合おうと言ったらうなずいたので、交際中だと思っていた」と、容疑を否認。一 方、被害女性はその事実を否定し付き合いはなかったと主張。 (※後に不起訴) 

 

2020 年7月1日、厚生労働省は、都道府県・指定都市に依頼した「精神科医療機関における 虐待が疑われる事案の把握に関する調査」の結果を公表した。過去5年間(平成27年度~ 令和元年度)に全国で72件の虐待が自治体で把握され、7件は性的虐待であったことが判 明した。 

 

2020 年10月27日、神出病院(神戸市)において入院患者に虐待を繰り返していたとして、 6人の職員が準強制わいせつや暴行、監禁などの罪に問われた事件で、全員の有罪(3人が 実刑、残り3人は執行猶予付き)が確定した。 

 

2020 年12月24日、福岡地検は、患者である女子中学生にわいせつ行為をした疑いで、産業 医科大附属病院で思春期外来の医長を務めていた児童精神科医を児童福祉法違反の罪で起 訴した。現在公判前整理手続き中であり、初公判は2021年8月18日に開かれる予定。 

 

2021 年1月29日、厚生労働省は医師の行政処分を発表し、診療報酬を不正請求して詐欺罪 が確定していた精神科医に対する医業停止3年の処分を決定した。主治医の立場を悪用し、 複数の患者と性的関係を持った行為(※うち2人は自殺)について、遺族らが医師免許剥 奪を求めていたが、その点は行政処分に考慮、反映されなかった。 

 

2021 年2月18日、診察中の20代女性患者に無理やりキスをしたとして強制わいせつに問わ れた精神科医に対する控訴審判決公判が高松高裁で開かれ、懲役1年6月、執行猶予4年の 判決が言い渡された。 

 

2021 年3月1日、心理カウンセリングの利用者にわいせつな行為をしたとして、岐阜県警は 準強制わいせつの疑いで、東海学院大学元教授の心理学者を書類送検した。元教授はカウ ンセリング利用者女性の自宅を訪れ、治療の一環と信じ込ませて体を触るなどのわいせつ な行為をした疑いが持たれている。