昨日、ひさびさに11/10発売になる『呪われた世界史』について書きました。


この本の着想は


血引きの岩 (ソノラマコミックス)/朝日新聞販売部
¥972
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というコミックから得たものです。


ヒロインが持つヒスイの石、その形が、イザナギがイザナミの醜い姿を観て必死に黄泉平坂を逃げ、あの世との出口を「千引の石」で塞いだ、とされる伝説の石の形と同じなのです。


そして、イザナミがとあることを契機にこの世へ力を及ぼし始めます。


千引の石がどうやら・・・・


そして地図でみると同じ形の場所が!!!


舞台は出雲にも飛ぶのですが、つい先日、その出雲で群発地震があったのが不気味に感じてしまいました。震央は作品に出てくる場所とは違っていたのがせめてもの救いですが、出雲は神話の土地。


かつて鎮められた古代日本民族?の神々が祀られる土地ですが、彼らがなにかの拍子で祟り神になったとしたら?


出雲大社はいまも多くの人を集めていますが、もともとの由来を忘れてしまうと、祀られる神も

「ちょっと、もともと俺たちは国を治めるべき者だったんだけど忘れてね?」

と、たまーに御級を据えたくなるかもしれません。



それと、『呪われた世界史』では、神々の呪いからはじまるのですが、昨日よった書店で見つけた新刊


ペガーナの神々 (ハヤカワ文庫FT)/早川書房
¥778
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ファンタジーはあまり読まないので不勉強でしたが、この作家さんが紡いでいるのは、オリンポスの神々より前の時代の神々による創生を描いているんですよ!


すげえなあ。


神話がたいがいこの世界を生み出すところから始まるので、その前に神がいるということに思い至らなかった・・・・


宇宙は最新宇宙論だと、まさにゼロから始まったことになってます。多元宇宙論では、幾つもの宇宙が並ぶ中で揺らいでおり、一部が接触するとビッグバンが起こるのです。


ということは、いま我々が生きている宇宙の神は・・・・いつから支配しているのだろう? ということにもつきあたるわけです。


137億年といわれる宇宙の歴史ですが、本当のところは観測不能なので、その前にいい感じまで育った宇宙が実はあって、それが不安定だったのでチャラになってリセットされて再び爆発したということがないともいえません。


そのときにいたのが、オリンポスより前の神々・・・・・


このへんになると気が遠くなってきますが、ちょっと気になります。


機会があれば追求したいテーマです。



そんなわけで、amazonでも予約できるようになりましたんで、よろしければお願い致します!


呪われた世界史/双葉社
¥648
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表紙は、まもなく公開可能になると思いますが、狂気ビンビンです。