2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)








前身から血を噴き出しながら死んでいく致死率の高い「エボラ出血熱」。



主にアフリカで局地的にときおり流行するのですが、今回は



「ギニア保健省によると、同国では今年に入ってから122人の「感染疑い例」が確認され、うち78人が死亡、22人の患者から採取されたサンプルから、エボラウイルスが検出された。」



と大規模です。それだけではありません。もっとも懸念される局地から外への感染が確認されています。



「隣国のリベリアでは、エボラウイルスへの感染例が初めて確認された。」



隣の国へといつの間にか飛び火していたのです。



「国内での感染の広がりという意味では、過去にない規模の流行だ」と指摘。「MSFは近年発生したエボラ出血熱の流行のほぼ全てに関わってきたが、過去の事例は今回よりも地理的に限定されていたし、流行地域もより遠隔地にあった」と説明した。」





WHOによれば、ギニア国内のエボラが隣国へ拡大したのは初のケースだとか。



いまだ宿主や正体について謎の多いエボラ出血熱。



あまりの致死性の高さで発症した人間をすぐ殺してしまうが故に、これまで世界的な流行には至っていません。



が、これがもし、たとえば世界的な気象変動などでエボラにとって移動しやすい環境が整っていたとしたら?



つまり、宿主の動物の移動です。



そしてエボラが活性化しやすい温度や湿度もあるでしょう。





エボラ出血熱はWHOはもちろんアメリカのCDCも目を光らせていますが、あまりに急速に広がった場合はもう悪夢です。





もっともこわいのはこのエボラの拡散特化型というか普及バージョンが突然変異で出来てしまった場合かもしれません。。。。



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