とうとう1ドル75円台後半を記録してしまいました。

史上最高の円高ですが、それもほかの選択肢がないから日本円買いが進んでいるという世界的にふがいない状況です。


中国の元に買いが入ったとしても、中国的にはあまり高くしたくない。また、全面的に解放されているわけでもないので、今後はプレッシャーが高まるかもしれません。


まあ、それはそうとして、日本はそんな状況下で政府は政権構想にあけくれ、そこには省庁の思惑も絡んでいて最悪の状況です。
そんな国でも、なかなか崩壊しないのが日本でした。そのせいもあって、日本円が買われているのかもしれません。

どこの国も大赤字は同じで、不景気ですからね。

あげく、金本位制に戻りそうな動きすら見えてきたという。



ドルは、というか、アメリカはすっかり失墜してしまいました。もともとの規模や影響力が大きかった分、取り戻すのも大変というわけです。


そもそも無限に品物を売り買いし続けられるわけがない。しかし、アメリカでは国内でまず、それをやってしまった。


そして、次は世界に対して同じ事をやり続けた。


規模はともかく、日本も似たようなものです。


結果として物作りの現場は海外へ転出してしまい、国内での労働力の行き場がなくなってしまう。


職業の大半はブルーカラーなのです。ホワイトカラーだけの国など、成立するわけがありません。


食料を、モノを作り、収穫する、流通させるひとがいてこそ回るのです。



しかし、モノの値段競争、上がらない給料、諸経費の高騰などでコスト競争が始まり、先進国は国内での労働者への対価が払えなくなってしまったか、不当に安くなった。



言うまでもなく、これと同じ状況は今後も世界中で起こるでしょう。


世界人口は今年中にも70億人になりますが、無限に増え続けるわけでもないし、すべてのひとが中流どころか今日のメシ、水にも事欠いている人が多いのです。


いますぐ、世界中の人々にものを買える金とそこそこの住環境を与えれば、マーケットは膨らむのでしょうか?


でもそれは、誰が金を与えるのか?



日本でも生活保護を受ける人々が増えていますが、結局、政府に面倒を見てもらおうというのであれば、もう働くのもあほらしくなりますよね。


みんな平等に、同じようなレベルで暮らす権利がある? 


それって。。かつてのソ連や中国のような考え方ですよね。



では企業はどうするのか。過剰在庫は回っていない国に無償で回せば、世界的には裕福になるかもしれませんが、企業としては成立しません。


儲からないからです。


しかし、その儲け、というのも、結局は信用制度の上での貨幣の話です。


貨幣制度が崩壊すればおしまいです。


いまは、そんな方向に進んでいるような気がしてなりません。



では新しいシステムとは何か? マーケット、貨幣、金融などの上の概念が必要になりそうです。


それとも、すべての国が国境を捨て、企業は利益を追求するのではなく、違う目的で連合体に寄与する。



ああ、でもそれでは世界連邦のようなかつての幻想社会になってしまいます。


私利私欲を捨てて、みんなで助けあう社会というのは嘘っぱちにもほどがあるので、それはないでしょう。

物々交換も面倒です。



新しいシステムと概念の登場。それこそマルクスのような理論家がいまこそ必要なのかもしれません。

そして、それを協力に推進する大国の大統領の登場。。。


もしくは、まったく新しい概念によって成功する新しい国や連合体の登場。


その前には大戦争が起こりそうですね。