14基もの原発の並ぶ福井県の若狭湾。
そこでは津波被害記録はなかった・・・とせつめいしていた関西電力

しかし、実際は文献に記録の残っていたことがあきらかに。
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原発集中の若狭湾、400年前に津波被害 文献に記録

2011/5/27 2:56
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C889DE0EBE0EBE6E1E0E2E0E5E2E7E0E2E3E39180EAE2E2E2

 敦賀、美浜など計14基の原子力発電所が集まる福井県の若狭湾で、400年以上前に地震による津波とみられる大波で、多数の被害が出たとの記録が複数の文献に残されていることが分かった。

 敦賀短期大学(同県敦賀市)の外岡慎一郎教授(日本中世史)が4月上旬、敦賀市の依頼を受けて調べたところ、京都の神社の神主が戦国~江戸時代につづった日記「兼見卿記(かねみきょうき)」で、1586年に「丹後、若狭、越前の海岸沿いで、家々が波に押し流されて人が死亡した」といった内容の記述があった。前日に「夜に地震があった」と記されていることから、地震による津波を記録したものと推定できるという。

 外岡教授によると、同文献は中世史の研究者には知られた一級の史料。

 また当時来日していたポルトガル人宣教師ルイス・フロイスが記した「日本史」にも「山のような波が押し寄せて家や人が流された」といった記述が見つかった。

 若狭湾で美浜原発などを運転する関西電力は、これまで地元自治体などに「若狭湾は、津波による大きな被害の記録がない」と説明してきた。指摘された文献について「存在は承知していた。東京電力福島第1原発の事故原因が津波と指摘されていることを踏まえ、追加調査するかどうか検討したい」(地域共生・広報室)としている。
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ほかの記事で、どうしてすっとぼけていたのかの部分を抜粋してみましょう。

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読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110526-OYT1T01016.htm

福島第一原発事故後の3月18日に、関電美浜原発がある福井県美浜町議会に配った資料では「日本海側には巨大な津波の原因となる海溝型プレート境界はなく、文献では過去に若狭湾周辺で津波による大きな被害記録はない」などとしている。
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産経関西
http://www.sankei-kansai.com/2011/05/27/20110527-053289.php

関電は、これまで大きな津波被害の記録はないと説明してきた点について「兼見卿記の記述は認識していたが、信憑(しんぴょう)性がないと判断し、若狭湾に大津波は来ないと考えていた」と釈明。外岡教授は「歴史を軽んじないでほしい」と話した。

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指摘されると、言い訳してあげく、文書の信ぴょう性まで勝手に判断する。

そうまでして無視したい。

これを受けていまさらボーリング調査を行うなどの措置を取るようですが、もうおせえっつうの。


津波の高さは推定で1m代ですが、それでも想定外のことが起こる可能性はあります。


さて、若狭湾の地形を見てみます。

http://www.youtube.com/watch?v=0HsNxZKHYr8&feature=share

ドライブ映像で見ると、関東だと伊豆あたりにも似ていますね。
海岸線にすぐそこから落ち込んで内湾を構成しています。

海のすぐそばに街があるのは東北の被災地と同じですが、コレは日本中どこでも同じような光景が広がっています。

たしかに日本海側で巨大地震がおこる確率は太平洋側に比べれば少ないかもしれません。

しかし、過去には津波を伴う地震が記録されている。それも400年前に。

他の文献をあたって周期性があるのか、また、地質調査からの洗いなおしも必要でしょう。


なにより、内湾では海岸線ギリギリまでせり出す小山が大地震で崩壊すると、その崩壊した山体が海に崩落したことで津波が起きる危険性があります。


さらに遠くはなれたロシア、北朝鮮、韓国の沿岸部などで大地震が起こった時も日本海の中で津波が何度も反復して巨大化することも、ないとはいえません。

日本近海でも同様です。たとえば1983年5/26に秋田県で起こったM7.7の日本海中部地震。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

その津波映像です。



こちらは地震映像




ところで、昨日は秋田県でも地震が相次ぎました。


3Gで3月以降の地震をマッピングしてグリグリみられるサイトがあるのですが
http://eqm.twols.me/

$地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~

ここをいじっていて、ふと思ったのは、

3月以降の地震は地殻の動きも大きかった東日本側で起きているけど、その反対側、つまり、日本海側では収支をとらないのだろうか? 

ということです。

$地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~
(上下がひっくりかえってしまいました・・・w)



東日本の海溝部分は大震災によるズレでまあ、ズタズタになっていて、安定するように崩れたりずれたりするのはまあ、わかります。


しかし、同時に陸地も大震災で東方向に大きく引っ張られています。

これだけ起きている地震に偏りがあるのを見ていると、地殻はバランスを取ろうとしないのだろうか?という気がしてくるのです。


ともかく異常な数の地震がこの数カ月でプロットされているのです。


実際にぐりぐりすると、日本の空白部分が逆に薄気味悪くなってきます。



そして、房総沖へと伸びつつある震源域。


房総沖がぽっかり空白になっているのも、不気味です。



$地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~

しかも、先端が(中央から左)奥へと斜めに進行しているようにも見えます。
沈むこむプレートか何かに沿っているような。。



もうこうなると、日本のどこで何が起こってもおかしくない気がしてきますね。

しかし、G8では原発推進はかわりなく行うことがビジネス的に決められたようです。

若狭湾のなかったことにされた歴史は、そこに原発を建てることのメリットが、めったにおこらないかもという被害に目をつぶったということです。

さまざまな利権があるでしょう。

原発を誘致しないと立ちいけない地方自治体の事情もあるのは確かです。

地方をどうしていくか、も今後の鍵になるような気がします。



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