いま言うべきことは前回のエントリーでほぼ書いてしまったので静観していますが、福島第一原子力発電所が新たな問題をまき散らしています。



東京に水を供給する金町浄水場から放射性ヨウ素が検出され、発表されるやマスコミは一斉に報道、人々も会えば「水どうしよう」「だいじょうぶかな」と会話を交わす始末。



そりゃそうです。水は飲むな、というわけではないですが、日々の料理や入浴・洗濯にも使います。水道水が、しかも東京でダメなら絶望的な気分にもなります。



・・・・しかし、この報告された数値の210ベクレル/㍑ってなんでしょう? ここ数日、新たに出てきた単位です。ミリシーベルトとマイクロシーベルトの差をようやく解説されて浸透してきたところに、詳細な説明なしにほうりこんでくるというのは、何かの陰謀なのか、テストなのか。



東北電力の解説ページ

http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/wastes/07.html



によると・・・「放射線による人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」、放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」といいます。」

ということ。シーベルトは人体が受ける度合い、ベクレルは放射性物質の放射能で、出す側の度合いですね。



wikiでは「1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1ベクレル」とあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB


東北電力のページには、ベクレルの大小だけでは人体の影響度合いはわからない、ときちんと明記されています。放射性物質によって崩壊の度合いは違うわけですから、そもそものベースがよくわかりません。



加えて、ベクレルによってから、見出しに踊る数字が1000倍、何万倍とでかくなっているのも気になります。

これは、ユーザーの心をつかむためによく使用するテクニックです。でかい数字がでてくることで気を引くわけです。



雑誌の見出しなどを眺めるとことはよくわかるはずです。


問題は、このベクレルがやっと覚えたシーベルトに換算するとどのくらいか、ということです。
そもそもこのベクレルはもとより数字が大きくなる傾向があるとwikiにも明記されています。

1gのラジウム226の放射能の量は約3.64×10の10乗ベクレルですよ!?


面倒なので、ここで換算してみるといいかもしれません

●ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算
http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON

210ベクレル/㍑をにゅうりょくすると

シーベルト値
0.00000462 Sv
0.00462 mSv
4.62 μSv

・・なんだよ! ぜんぜんたいしたことないじゃないか!
確かに水は毎日飲むけれど、ヨウ素131の半減期は8日と短い上に、尿として排出されもします。

ちなみに、ほうれん草なども出荷停止になったりしてますが、100ミリシーベルトを超えるには年間45kgものほうれん草を食べなければ達しないということで、昨日はTwitterでギャグネタとして出回っていました。

人間はそうかもしれませんが、では大量の牧草を食べる牛などの家畜はどうなのか?

酪農学園のサイトによれば、乳牛で40~60kgの餌を食べます。
http://www.rakuno.ac.jp/rakuno/05_syouka.html

水も大量に飲みます。・・・・・牛などの乳に影響が出てしまうのは仕方ない量のような気がします。

しかし、餌に放射能が含まれなければ問題はないでしょう。むしろ、餌に含まれる薬品などのほうがコワイ気がします。


あとは日経の専門家に聞いた解説記事がわかりやすいので、そちらを読んでください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110323/219112/?P=1

本当のデータを東電や政府が隠している、という説もありますけど、そこは結局のところわからないのです。

拡散シミュレーションも海外で公開されていますが・・
http://t.co/UPH9Ttw"



ここで、今回の震災と放射能さわぎが言われるように陰謀だとしたら・・・について少し考えてみましょう。

水に騒ぎが拡散して、農作物、そして海産物と日本の特産物がダメージを受けています。
海外から見れば、福島沖も東海沖もいっしょかもしれません。

震災前に、日本ではTPP参画を巡って農家などの団体が抗議をしていたのを憶えているでしょうか。
報道も連日あったと思います。

日本にとってブランドを売り込むチャンスだ、いや、潰される。。。と。


日本は水にも恵まれた国であり、浄水システムも優れています。しかし、世界市場では大したシェアをとっていません。
官民一体となった売り込みが必要なのです。

TPP参画では水の輸出でも打って出られるはずが・・・


そのあたりにきな臭さを感じてしまいます。まあ、日本ひとつ滅んだところで世界は滅亡しないのですけどね。

むしろ、最近、お隣りの白頭山の噴火が警戒されているようです。これが大噴火すると日本にも影響がありそうですし、規模によっては世界を寒冷化させるかもしれません。





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