世界では10億2000万人が飢えているという調査結果が報道されました。


これは、実に地球総人口の1/6に当たります。ものすごい数です。6人に1人は飢えている。


飢餓人口は、景気低迷と食品価格の高止まりが原因で昨年比1億人増えたと言うことです。


モノはあるのに買えない、という状況が生み出す新しい飢餓です。



我々日本人のまわりには安い食料が溢れていますが、それでも貧困層では餓死が報じられることもあります。


もし、世界的な気象の悪化があれば、いや、巨大ハリケーンや干ばつなど原産地を直撃する気象変動などがあれば、食料の高騰も考えられます。


理由は違いますが、小麦やモロコシがバイオエタノールにふりかえられた騒動の時も原料高騰を招きましたが、そんな理由からの飢餓も起こりうると言うことです。



そんな状況になれば、食料獲得を巡る戦争勃発も起こりうるでしょう。


石油利権目当てで戦争を仕掛けるどっかの国もありますが、食料は石油以上に大切です。喰わないと死んじゃいますからね。



日本でも過去の飢饉では、草も木も食い尽くし、最後には人を食ったといいます。

そんな地獄絵図が、すぐ隣にあるということが、今回の報道からひしひしと伝わってきます。

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飢餓人口、10億人突破へ=経済危機で事態悪化-FAO

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009061901038


 【ジュネーブ19日時事】国連食糧農業機関(FAO)は19日、世界全体の飢餓人口が今年、過去最高の10億2000万人に達するとの予測を発表した。FAOはこの中で「最近の飢餓人口増加は、食料生産の減少ではなく世界経済危機が原因だ」と分析している。


 ディウフ事務局長は「世界的な景気低迷と多くの国での食品価格の高止まりによって、恒常的な飢餓と貧困に陥った人口が昨年比で約1億人増えた」と指摘。さらに「全人類の6分の1が影響を受ける静かな飢餓の危機は、世界の平和と安全に深刻なリスクをもたらす」とし、国際社会に具体的行動を早急に取るよう訴えた。(2009/06/19-23:31)