試合序盤から中盤は点の取り合いの落ち着かない乱打戦。
阪神先発秋山、ヤクルト先発石川共に精彩を欠く投球内容だった。
特に阪神先発秋山は今季初先発、初回に3点を先制してもらった事で変に意識し過ぎたかのように腕が振れておらずキレの無い投球で打ち込まれてしまった。
石川も制球、変化球のキレに苦しむ投球内容だった。
勝敗の分かれ目は投手起用にあったように思う。
阪神は2回で秋山を諦めて金田にスイッチした。
一方ヤクルトは石川を8失点しながら5回途中まで引っ張った。
早い回で秋山を諦めた事で不安の残る中継ぎ陣を注ぎ込まざるらおえず、中継ぎ陣に不安のある現在の阪神には何とも難しい戦い方になってしまった。
安定しない中継ぎ陣に2イニングづつ投げさせるのはやはり無理があった。
中継ぎで登板した金田、安藤、福原と失点し加藤も無失点には抑えたがピンチを招いていた。
この乱打戦を食い止めるだけの投手は今の阪神には居なかった。
昨日の様に早々に先発が降板した際にロングリリーフ出来る選手が居ないのが痛かった。
前日までであれば岩本が居たのだが、今日秋山の登録の為に登録抹消されていた。
やはりロングリリーフ出来る選手を1人は登録して置くべきだ。
今の投手陣を考えればなおさら。
昨日は左に石川という事で良太、俊介がスタメン出場となった。
両選手共に結果は残せなかった。
良い時に続けて使わなかったが為に2人共に良い状態が続かなかった。
全く持って勿体無いというか残念である。
このまま福留、俊介、今成、良太の状態が上がらなければサード新井貴、関本という選択、ライトはファームから時期早々かもしれないが若手を積極的に起用するという考えもあって良いのかもしれない。