あと1本。

あと1本、あと1本が打てなかった。チャンスで打てないタイムリー、タイムリーだけじゃなく犠牲フライすら出ない。

1回から5回まで毎回先頭打者を出塁させた。初回は1アウト満塁、新井がブラゼルがあと1本打てなかった。4回にはノーアウト1,3塁も柴田、藤井があと1本打てなかった。

初回のチャンスを逃した直後、メッセンジャーの悪送球、8番實松への不用意な初球であっさり2点を取られた。

先発メッセンジャーはこの2回以外はこの所の好調そのままに素晴らしいピッチングだった。

得点圏にランナーがいる、いないでは別人の様なバッティングでチャンスが潰れた後にヒットが出るなどもどかしく、見ていて苛立ちを覚えるぐらいだった。明らかにチャンスになると巨人は金本との勝負を避け、新井、ブラゼルで勝負していた。その方が討ち取り易く、アンパイだからだ。今の5～8番には期待が持てないのが正直な感想。

和田監督は柴田、小宮山二軍に下げて田上、今成を上げるそうだ。
1,2軍の入れ替えも必要だろう。8番藤井はいいとしても5,6,7番の起用は考え直さないといけない。

9回にベテラン2人がしっかりとした見本を見せてくれた。代打関本が粘って四球を勝ち取った。自分は何をするべきかしっかり認識し、自分の役割に徹した。桧山も自分の役割を認識し、守備位置、配球をよく読んで繋いだ。そこから1点が生まれた。

ただ打つ守るじゃなく、どうしたら相手が嫌がるか、相手はどうしてくるか、先々を敏感に読み、感じながら戦わなくちゃいけない。







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