昨日からの中日戦でひとまわりとなったペナントレース。ここまで負けない野球を披露している阪神だが、対中日はここ3年間負け越しているだけに今年こそは勝ち越したい。
試合は雨が降るなかスタート。
阪神先発は能見、中日先発は山内。
能見は1アウトから連打で1,3塁のピンチとなりブランコ三振の後、和田の三遊間への強い当たりを新井が飛び付き抑えるが、セカンドへの送球を焦り悪送球で中日が先制。
1点を許した阪神はその裏、表の中日の攻撃同様に1アウト1,3塁のチャンスを作り、先制エラーをした新井がきっちりセンターへ犠牲フライで同点。
勝ち越したい阪神は4回先頭のブラゼルが2塁打、マートンが続きノーアウト1,3塁で金本がバットを折りながらしぶとくセンター前に落とし1点をリード。
6回にも2アウト2,3塁のチャンスで平野がこれまたバットを折りながらセンター前に落とし追加点。
阪神先発能見は雨で足元が悪い中、低め低めに制球し自分のリズムで相手打者よりひとつ上を行くようなピッチングをした。
能見8回 被安打6、奪三振6、四死球0、球数112、失点1。
文句なしの素晴らしい結果。
9回からは球児が登板するも3四死球で2試合連続の2アウトながら満塁ピンチを招いてしまうが、最後は代打福田を三振に仕留め自ら招いたピンチを抑えた。
今年の球児は開幕から失点し、ピンチも多く作っている事から信じてはいるが、不安も抱く人も多くいると思う。自分もその一人。
球児が200セーブ達成の時のヒーローインタビューでこんな事を言っていた。
『キャプテンマークがない時は自分勝手にプレー出来たけど、キャプテンマークを頂いてチームの為にと思うと1回も抜くことが出来ない。』
相当の重圧と責任が球児のピッチングを少し狂わせているのかもしれない。
ここ数試合のストレートは良いものがきているとは思うが、打たれてはいけないという気持ちが変化球を多投させる結果に繋がっているように見える。
とは言え、これで阪神は引き分けを挟んで今季2度目の3連勝。
今日も勝って3連戦勝ち越しを決めてもらいたい。
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