宿敵巨人3連戦の初戦を逆転負けをし向かえた昨日の阪神。
絶対負けられない阪神先発は、能見選手。
巨人の先発は、内海。
両エースの素晴らしいピッチングを前に、なかなかヒットが出ない両チーム。
試合が動いたのは4回、表の攻撃で平野選手が今季1号、約1年ぶりのホームランで阪神が先制。
しかしその裏、巨人4番ラミレスに直ぐ様同点となるホームランを許し一進一退の攻防。
その後も両エースがスコアボードにゼロを刻んで行く。
そんな緊迫した展開に決定打を放ったのはベテラン金本選手。
8回表、甘く入ってきた変化球をライトスタンドへ勝ち越しホームランで1点をリード。
1点リードを貰った能見選手は4回の失敗を繰り返さまいと気迫のピッチングでゼロを更新。
9回は藤川選手が打者3人でキッチリ締めくくり、大きな大きな1勝。
昨日の能見選手は勝利への執念、危機的状況を打開するという強い意志すら感じられるようなプレーでチームを引っ張った。
初打席からフルスイング、一球でバントを決め気迫を出したピッチング。珍しくガッツポーズなものも見せた。
エースがエースたるピッチングをし、打って欲しいと期待した選手が打つ。3安打しか打てなかったが、相手のエースをこういった形で勝てたのは非常に価値がある。
金本選手にホームランを打たれ膝を付き、うなだれるエースの姿、チームに与える影響は大きいだろう。
それだけに、今日も勝って追い討ちを掛けたい所。
最浮上のキッカケとなるか、今日の試合が楽しみである。
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