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残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。



舌を出してごらん

錆びたカミソリで撫でてあげる

嘘吐きはダイキライ


不幸語りが好きな悲劇のヒロインは死んでどうぞ


たいして可愛くもない癖に

晒すその顔は滑稽に嘲られ

たいして辛くもない癖に

嘯く君の不幸は滑稽に塗れてる


暴言と妄言で着飾った不細工な木偶

人形にすら成り得ない出来損ない

糞みたいな上っ面に

ガソリンで火を点けてあげる

薄っぺらい上辺のソレはよく燃えるね


死を語る君の「死」は笑えない

陳腐で愚鈍で頭の悪い餓鬼の戯れ言


切り刻んだ手首は何も語らない

吊るし損ねた首は何も話さない

殴られ続けた体は何もかも手遅れ


悲劇を被りたい自傷ごっこが大好きなお前ら

かまって欲しい成れの果てに嘘しか残らない


嘘で意味を持たせたアナタは何?

同情で気を引いて笑うアナタは誰?


大丈夫だよ。

聞こえてるから。

ひとりはいやだもんね。

孤独は怖いもんね。


だからもう嘘はやめて

悲しいふりなんかやめて

ちゃんと不幸を被ってみよう?


もう死んでくれよ

もう消えてくれ

お前の嘘はたくさんなんだ




誰もいない教室

放課後

首吊り少女


机に花を置いておこう

悲しさの演出はこれで終わり


「かなしいね」

「さびしいね」

「かわいそうだね」


そう語る口が裂けた

真っ赤な根無し草

腐臭のする仲良しごっこはもう沢山


お腹がいっぱいの首吊りごっこ

集団で死を吊るす

お前らの語る正義に価値はない


結局泣いてるあの子は独り命を吊るす

結局死んでいくみんなはひとりぼっち死をぶら下げて遊ぶ

恨んで祟って呪って死んでも殺される死んでもまだ辱められる少女


救いなんて居ない部屋

黒い紙を噛む夢

殺された少女を抱き締める

書き捨てた救いは救われない


暖かな日々は来ません

優しい手は届きません


生まれてきた朝から

死んでいく夜へ


愛なんて望めないなら 死にましょう

愛されたがらないから 死をください

生きてきた全部を否定していいですか?

生まれてきた事実を殺して下さい


明日を夢見る目蓋を黒く塗り潰して

悲鳴は音にならず

嗚咽だけが心を残響する



さよならはいつだって柔らかで

唯一それだけが救いであり続けるんだ

怖いのも痛いのもやっと終わるんだ


でもね1回だけでいいから抱きしめて欲しかった。


何を間違っちゃったんだろう?

愛してもらえない子に生まれてごめんなさい

生まれてきてごめんなさい






這わせる唾液に愛を

犯すなら芯まで舐め回して

溶かすなら奥まで逝かせて

渇かない快楽で殺して

もう息なんて忘れさせて


夜と同化したいの

感情を絡ませ合って

貴方だけの私で居させて


煙草臭い息も

服に染み付いた安い香水の匂いも

愛して止まない

何もかもが曖昧に完璧な堕落の淫夢


突き上げて奥まで

濡れたまま何度も逝かせて

零れそうな哀を愛で埋めて


愛に嬲られていたいの

痛覚を撫で回して

感覚を貴方だけで犯し尽くして


絡め合う舌

重ね合う躯

混じり合う唾液

私を呑み干して


煙草臭い車も

身体に染み付いた貴方の感触と愛の残滓

愛に壊せれていたい

何もかもが曖昧に滑稽な堕落の淫夢


夜と同化させて

感情なんて不確かでいいから

貴方だけの私のまま絞め殺して


吐き出した愛液塗れのシーツ

淫靡に狂わせて

貴方に微睡ませて

曖昧でいいから魂さえ犯し尽くして