槐 | 残滓

残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。


息吹を殺せ
縁族へ浴びらせ
寝首を括り夢を貢げ

その瞳が躊躇いを宿すなら
この眼をくれてやろう
もう見えなくていいんだよ
そうだ。ずっとこっちを視て

流し続けて
滞る屍が積み上がる

やっと私たちで居れるんだ
やっと私たちは視てもらえる

君が意思を宿すなら
私たちは意志を酌むよ
だからゆっくり目蓋を開けて

もう世界は何処にもないんだ
もう昨日は振り返れもしない

ここは夢も観れやしない

すぐ傍に居るから
もう忘れさせないから

何も終わりはしない
もう君はここに居るんだから
欲しいのは幸福でもない
希望でもない
愛でもない
笑顔なんていらない

綺麗に汚れたその涙を流して
私たちをもっと満たして
不細工に歪んだ幸せを抱えて
私たちにもっとソレを頂戴。

縁族を餌なせ
息吹を殺せ

もう大丈夫だよ
背中はいつも支えてあげるから
だからもう振り返らないで

もう君には私たちしか居ないんだから

もう大丈夫だよ
ここは夢も現実もなくて
ただ視てればいいんだから
もう何も見えなくても大丈夫。

暗いのにもすぐ慣れるさ。
もういいんだよ。

もういいんだ。