孤の羽折れた腕を引き裂いて 背中に刺して羽根にして俺は空を飛ぶ 垂直に落下してアスファルトを汚す 光尊し夢は羽衣に沈む 目蓋の裏にはお別れの五月雨 消えてゆく 消えてゆく ただ無言に思い出を眺めて 心に揺れる妥協を沈める 羽根はあるのに 空は消えてゆく 何もない