no LIFE | 残滓

残滓

ただ自己満足で詩というか駄文を綴るだけです。
もし何かしら感じてコメントして戴けたら幸いです。

ひとつ 何の取り柄も無い花 でも咲いています。
枯れはしません 雨は降るし 日差しも暑くはないから、
ある日 小鳥さんが来て 話しかけてくれました。
「あなたは、なんて名前なの?」知るはずもありません、私はただここに咲いただけ。
「あなたは、素敵な花ね。」知るわけがありません、私は自分を見れないんだから。
何も話せない私に呆れて、小鳥さんは行ってしまいました。

ごめんなさい 私には目がないもの
ごめんなさい 私には口がないもの

ひとつ 何の取り柄も無い花 ただ咲いています。

枯れる日はやってきます。私の自由はただ思いを揺らすだけ、
季節に生死を任せ、ただ根が腐るまで、私はここに咲いています。

ひとつ 何の取り柄も無い花 誰にも気づかれず ただ咲いています。