砂には
前を歩く君の足跡
手は届くのに
足跡は重ならない
更々と崩れてくよ
形は在るよ
だけど触れはしない
時間はあの日には
帰れないから
風景はあの日のまま
君の手も感じれる
砂には
前を歩く君の足跡が
残るけれど
立ち止まって抱き締めてはくれない
空白が時間さえも巻戻してくれたら
記憶だけは暖かいのに
太陽は冷たい夜空に泪を描く
分かってるよ
君は居ない
私は一人 愛に哀されているだけ
更々と頬に伝うのは
泪じゃない
私の中から君が流れて消えていくだけだから
更々と膤に埋もれて
今は歌を唄おう
優しい柔かな唄を