最初、僕が紡いだ言葉は、誰にも見せる予定はなかった。

そもそも、自己満足で始めたものであって、誰かの為のものではなかったから。

それに、僕は誰からも、見向きもされない人間だったから。

僕の言葉は、誰にも必要とされなかったから。

積み重なった言葉を見た時、初めて、誰かに何かを伝えたいんだと気付いた。

だから僕は、誰にも必要とされず、誰からも見向きもされない、この寂しい言葉を、誰かに伝えようと思った。

誰にも必要とされず、誰からも見向きもされない、空っぽな僕を、誰かに見て欲しいと思った。
こんばんは、琉堵です。

ちょいと久々に、お話を書きました。

始めにも書きましたが、僕がサイトで連載している、みらいいろという話の、アナザーストーリーになります。

みらいいろがどんな話かは、まぁ、読んでみて下さい。笑

何となく、みらいいろを客観的というか、そんな感じで書いてみたいなと思いまして。

なので、みらいいろとは別の主人公の視点で書いてみました。

今回、主人公の名前が出ていないのは、偶然です。笑←

出そうかなと思ったら、結局出さずじまいになりました。

まぁ、この話も連載にしたので、その内出てくるかと思います。

この話は、サイトの方にもあります。

ちまちまと、書いていこうと思います。


***


ここからは、みらいいろの主人公の話。

ネタバレを含みますので、ご注意を。

今回の話で、初めて名前を出しました。

みらいいろを書き始めた当初は、まだ名前は決まっていませんでした。

ただ漠然と、漢字一文字で、三文字読みの名前にしたいと思っていました。

最初に出てきたのは、「歩」と書いて、アユムという名前。

迷いながらも、未来に向かって歩いていくという意味で、出てきた名前でした。

だけど、何だかしっくりこなくて却下。

次に出てきたのが、アオイ。

「葵」と書いてね。

気に入ったけど、主人公の名前には意味を持たせたかったので、これも却下。

僕の中で主人公は、「音を奏でる」っていうイメージがあったので、「響」と書いて、ヒビキという名前を思い付きました。

ただ、これも何だかしっくりせず。

そこで、もう一度主人公のイメージを考えてみました。

この主人公は、「音楽を通して、人に大切な何かを伝える事が出来る」人。

そこで出てきたのが、「音を奏でる」人。

そして付いた名前が、「奏」と書いて、カナデ。

一番気に入った名前でした。

彼は気付いていないけど、音楽を通して人を惹き付け、大切な事を教えています。

カナデの事、好きです。

ちなみに、彼のバンドメンバーのモデルというか、容姿について。

フジ
→オンリーロンリーグローリー辺りの藤くん

リュウ
→うつせみ辺りの竜太朗さん

ヒロ
→amazarashiの秋田ひろむさん

タケ
→ELLEGARDEN時の細美さん

こんな感じです。

僕が尊敬する、ボーカリストの皆様。

おまけで、その他の登場人物。

カイト
→茶髪太朗さん

ヨウ
→RADWIMPSの洋次郎さん

レイ
→赤髪時のナカヤマさん

まだまだ、登場人物は増えるかもです。

ちなみに、ワンルーム叙事詩の主人公については、まだ決まってないです。

ではでは、長々とお付き合い下さった方、有難うございました。

いやしかし、切実に文才欲しい。。。
「ワンルーム叙事詩」

‥最初に‥


***

(九)

カナデの笑顔は綺麗で、僕には眩しすぎた。

その笑顔は、どれだけの傷の上にあるんだ?

少しだけ、カナデの事をもっと知りたいと思った。

人は、それぞれがそれぞれの世界で生きていて、一定の距離を保って関わっている。

たまに、その距離を越えて、傷付く事もある。

馬鹿げた事かもしれないけど、結局みんな、どこかで他者を求めてるんだ。

傷付くって分かっていたって、やっぱり辛いし苦しいんだ。

分かっていたって、痛みが和らぐもんじゃないしな。

もういいや、難しい事を考えるのは止めよう。

とりあえず、これからの事を、少しは考えようか。

すっかり暗くなった大都会を、僕は帰路に着いた。


end