矛盾でもこんな風に 我侭に意味もなく嘆きたい | ハロー、世界。
Amebaホームピグアメブロ
芸能人ブログ人気ブログ
新規登録
ログイン

ハロー、世界。

あの月も、あの星も、全て君の為の舞台照明。

  • ブログトップ
  • 記事一覧
  • 画像一覧
  • 動画一覧

    矛盾でもこんな風に 我侭に意味もなく嘆きたい


    (二)


    「お前、何やったら、そんな怪我すんだよ。」

    スタジオに着くなり、タケが呆れたような顔を僕に向ける。

    派手に坂道を転がった僕は、剥き出しだった右腕を思いっきり擦りむいた。

    ジーンズに覆われていた足も、二、三ヶ所を擦り剥いていた。

    打撲も数ヶ所あった。

    アームウォーマーに覆われている左腕にも、どうやら打撲があるみたい。

    あれから、フジとリュウに連れられて、リュウのアパートへと来た。

    傷を洗い、消毒をする。

    「痛い。」

    「我慢しろっての。」

    フジが溜息を吐く。

    絆創膏やら、ガーゼやら、包帯やらで、やたらと見た目が重傷になった。

    そんな状態でスタジオに来ると、案の定、先に来ていたヒロとタケは驚いた。

    「お前、馬鹿だろ。」

    事情を話せば、タケは苦笑いを零しながら一言。

    「ギター、弾けるの?」

    ヒロが問いかけてきた。

    「たぶん、大丈夫。傷は痛いけど、捻挫はしてないみたいだから。」

    手首を動かしながら、僕は答えた。
      • ブログトップ
      • 記事一覧
      • 画像一覧
      Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.CyberAgent
      • スパムを報告
      • お問い合わせ
      • 利用規約
      • アクセスデータの利用
      • 特定商取引法に基づく表記
      • ヘルプ