「みらいいろ‥3月11日‥」


(七)

その日、僕は買い出しに行ったものの、どこも品切れで帰ってきた。

大通りは、いつになく混雑している。

店は、どこもかしこも人でいっぱいだった。

コンビニにさえ、ほとんど何も無い。

駅は、相変わらず混み合っていた。

運休なんかが相次いで、交通手段がほとんど断たれた状態だった。

翌日の午後に、店長から電話があった。

計画停電やなんかで、先の見通しが立たないから、しばらく店を休業するとの事だった。

また何かあったら連絡すると、店長は言った。

分かりましたと僕は答え、電話が切れる。

それからしばらくは、身動きが取れず、引きこもる日が続いた。