『眠り姫』 | purple road

『眠り姫』

久しぶりに見上げた空
カラフルな橋をみつけた
重くなっていた足が その先を求める

緩やかな坂を上がり
緑の小道を抜けて
橋の袂に きみ

色づいた初夏の風 止まる足と時
夢の一部 切り取ったような景色
真夏が始まる合図


スローモーションの風景
目覚めた君 戸惑う顔
同じ様に戸惑った姿を見て笑う

並んで座るベンチに
嘘一つない恋色
橋の代わりの 雲

短い季節に出逢った 長い想い
空の一部 切り取って色をつける
よく似合う 薄紫


触れることを 戸惑う指先
近すぎて 遠くなる
あの日と変わらない
気持ちと一緒に 抱きしめる


立ち止まり 見上げた夜空に天の川
背中から聞こえる 整った寝息
愛に変わる合図