先日、なんとなく6CA7のアンプが欲しくなってラックスマンのA3500を入手したのですが、使ってるとどうも4本のうち1本が赤熱している。

 

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バイアスの掛かりが浅いんかな~と思ってバイアスボリュームを調整してみるもほとんど変わらず、、、

PPの真空管の2本のバイアス差が10倍ぐらいもある。

 

流石に、真空管も寿命かな~と思って左右chの真空管入れ替えてみてもこれも変わらず、、、

 

これ、ラックスマンのキットなので作った人の配線間違えとか、そもそも、高電圧系のコンデンサがリークしてるんじゃないだとか色々疑いました。

調整用可変抵抗とかも変えましたし、、、

 

6CA7のバイアスがおかしいのでバイアス回路周り重点的に調べたけどわからなかったのです><

 

修理は諦めて例の本を読み進めてると長年使ってない真空管はソケットに接触不良が生じる??

 

 

そういえば、今回原因と思わしき6CA7は入れ替えたりしたけど、全段の6AQ8とかは弄ってないぞ??

 

入れ替えて再度バイアスをチェック

 

治ったやんwww

 

嘘やろ??

ってなりましたね~

普段トランジスタしか弄ってなかった人間にはソケットの導通不良なんて考えたこともなかったwww

 

LSI時代に生まれた人間に分かる訳ないやんwww

 

って友人に話したら、「エレクトロマイグレーション」って知ってる??って煽られてしまったwww

 

 

ちなみに、このラックスマンのアンプはもう一つバイアスが偏って掛かってしまう原因があって、バイアスの偏りを調整するボリュームにあまり調整幅がないのです。

 

なので結構しっかりペア組しないとバイアスが数ボルト程度偏って掛かってしまう(実用上はあまり問題ない)ようです。元々付いてた6CA7ではちょっと厳しかったのでとりあえず片chだけ先日貰ったGEのEL34に交換しました。

 

これも、修理を難航させた原因のひとつでした。