ミニチュア作りに使うLEDがやっと手に入ったって記事なのですが、そのまえに明和電機ネタ挟みます。

 

念願の明和電機にこれました!!7月に来たときはリニューアル工事してたので、、、





 

ここの作品はデザインに独特性があって音や光が出るっていう童心くすぐる仕掛けがあるんです!!

 

帰りの新幹線では明和電機で買ったジャーナルを読んでました。




 

明和電機の製品は「芸術+メカ要素」でできてて独特で面白いところだったのですが、演奏会のみで市販はされないんです。

演奏はこんな感じ!!

特に千本桜をオタマトーン+ロボで演奏されてるのはかなり胸アツでしたね!!


オタマロイド 千本桜2022国際ロボット展でオタマロイドが演奏する「千本桜」です。This is "Senbonzakur"a played by Otamaroid at the International Robot Exhibition2022.リンクyoutu.be


ファンが多いようで1/6フィギュアが発売されたのです。その価格なんと20台限定で20万円台

 

正直、CAD図面を1/6化したものがなんでそんなに高いのかと思ってたけど謎が解けました。

 

スケーリングする際にミニカーの場合を考えてみるとスケーリングの元になる実車は横から見ることになるが、ミニカーは上から見ることの方が多いのです。

この視点が厄介でCADの元データをそのまま1/6するだけではズングリむっくりのようなミニカーができてしまうそうなのです。

 

最近、1/xに興味を持ってた自分としては面白い記事でした。

最近はミニチュアを作ることにハマってるのですが、1/xしてもホンモノのような重厚感が得られないのですよ!!

これは、当然のことで重厚感がある6mmのアルミ板を1/6して1mmにするとなんだか薄ぺらいなとなるわけです。


ってことでリスケーリングの重要性が求められる訳です。

 

 

ってことで本題に行きましょう!!

大阪のマジカルミライでのノリと勢いから初音ミクのヘッドフォンを作ることになりました!!



 

このヘッドフォンの一番の特徴はサイドの光る黄色のボタンと、赤色のディスク??

単に光らせるだけだと難しくないのですが、満遍なくとなると少し知恵が必要になります。

 

光を分散させるのにはいろいろな方法がありますが、今回は小型化して作りたかったこととあまり重くしたくなかったのでアクリル板一枚で済む「導波光制御」を使いました。凸レンズで意図的に焦点距離をズラすことで光を分散させてます。

 

この機構に必要なLEDがなかなか入手できなかったんですよね、、、秋葉でパーツ屋めぐってやっと入手しました!!




サイドビュー式のLED(これがなかなか売ってない)

早く使いたいって衝動が抑えられなかったので新幹線で図面書いて翌日には専用基板をCNCで切削してみました!!

 






なかなか、いい感じですよね!?

LEDポン付けではここまで広範囲に光らないので考えたおかげがありました。





これから細部を作りこんできます!!

 

~おまけ~

明和電機さんのジャーナルのコラムで明和電機の発端のきっかけとして「フライス盤が使いたかったから」とありましたが、自分の全く同じ考えで「卓上CNC」や「3Dプリンター」で自分の考えた機構や拘りどころがそのまま表現できるのが嬉しくてたまらないのです!!






 

それにはラーニングコストも掛かりますが頑張って維持したいのです!!