自作アンプの唯一の不満。

 

それは、筐体や電源、保護回路が再利用できないことでした。

 

正確には可能なのですが、分解可能に設計して余計な接点は作りたくないし、汎用性を高くすると機体が大きくなるキライがありました。

 

しかし、電源や保護回路は安くないのです。

ちなみに、先日、紹介したpasslaboアンプの電源回路だけで3~4万円ぐらい掛かりました。

そこに、筐体、保護回路、、、その他細かいパーツ、、、

色々揃えたら膨大なコストが掛かるので新規に作りたくても取り掛かりずらい印象がありました。

 

そこで、今回は基板と数個のネジで別のアンプにグレードアップできる基板を作成してみました。

イトウ電子のFETキットから共立電子のアンプのサイズに変換する基板がこちらです。

基板CADを使って自作しました。

 

 

まずは、金メッキ端子から付けていきます。

 

 

 

この端子しっかりしているし、ネジ止めもできるので結構いいかもです。

自作アンプって一発で成功することは少ないのでこうしてネジ式にしておくと、チェックがとてもやりやすいです。^ ^

 

さらに、基板にはこうして印を入れておくとさらに分かりやすいかも

 

 

次にイトウ電子の基板に銅線を付けます。

本当はスズメッキ線が良いのですが、手元になかったので、テフロン銀メッキ線で結線しました。

 

 

そして、合☆体

 

元々アンプに載っている基板と比較してみました。

しっかり、精度が出ているみたいです。

良かった―^^

 

 

そして、ヒートシンクは再利用してFETごと載せ替えして完了です。^^

 

 

比較してみたら、こんな感じ

右が元々載っていた共立アンプで左が今回自作した変換基板になります。

配線箇所も意識して作ったので特に配線も変更することなくネジ7本を変更するだけで別のアンプに生まれ変わりました。

 

良い感じに収まってくれました。

 

電圧もOK

 

これで載せ替え完了です。

 

今回、変換基板のおかげで基板以外は再利用できました。^^

また、ユニットごと入れ替えましたので、ネジ7本を取り外すだけで簡単に元に戻せます。

 

汎用性を重視して設計するのも良いかもと思った今日この頃でした。

 

後日、視聴が楽しみです。^^