色々ヤバい事になっていたAU-607ですが、今回は片チャンネルずつ整備したので、整備前と後での音量差を見ていきたいと思います。
まず、謝らなければならないことがありまして、前回紹介したAU-607の1KHz8Ω負荷測定の際10W出力と記事に書きましたが、5W出力の間違いでした。申し訳ございません。
(ただ、5Wでもスピーカーを家庭で楽しむ分には問題ない音量が出る事は確かです。)
今回、整備前のチャンネル側と整備後のチャンネルの両方の入力に同じ信号を入力して計測しました。

整備前が上の図の上の波形です。下の波形に比べ小さいのがお分かりいただけると思います。
(出力は約0.2W程です。)
一方整備済みの方は約7W出力を表しています。
X-Yモードで確認すると音量差は明らかです。

(すいません計測が終わった後に気が付きましたが、プローブを左右逆に接続してしまいました。)
正常に動作しているアンプであれば下図のように左右同音量であることを表す45度線のようになります。

しかし、こんな状態ヤバい状態でも動作していたなんて驚きです。
車で言うところの半分エンジンブローしたまま走っていたような感じでしょうか??
ロータリーエンジンの1ローターが逝って異音がするけどかろうじて走行みたいな、、、
エンジンみたいに異音で故障が分かる場合は良いですが、今回修理したアンプのように綺麗な音を奏でているけど、検査すると実はヤバいみたいなのは怖いですね。
さて、一通り計測も終わりましたし、次こそもう片チャンネルの部品交換と調整です。
おまけ
いたずラッコさんから整備前の方のチャンネルに小音量の時クロスオーバー歪がでないか??
というご質問を受けましたので
負荷8Ω 1KHz 出力0.05Wで計測しました。
また、写真が下手になってしまって申し訳ありません。

クロスオーバー歪は出ていませんでした。