朝食無料サービス付きで泊まったはいいが・・・、パンとご飯(タケノコご飯)とみそ汁、マカロニサラダに卵焼きにキンピラだけって?? (=◇=;)
肉類は一切無し、まるで寺の精進料理レベルのクオリティですwww
まあ、タダで朝食にありつけるだけでも有りがたくゴチになりましょう。m(..)m
チェックアウト後、朝の富山市街地をドライブ・・・富山では路面電車が現役で走ってます!!
静岡の清水でも昔は路面電車が走ってましたが、1974年の七夕豪雨により廃線されました。
あと、富山では信号機が縦並び! 豪雪地帯の為、信号機に雪が積もらないように縦にしてあるらしい。
路面電車専用の信号機があったり、やはり地元を離れて旅に出ると色んな発見があって楽しい♪ (・∀・)
市街地を離れると、あっという間にのどかな田園地帯。 駅前とは打って変わり、交通量はほぼ皆無!
たまーに、ノロノロ走ってる軽自動車がいるけど・・・、後ろから急接近する俺の黒塗りアウディを見るや、すぐに道を空けてくれます。
ここがアウディに乗ってる強み! まー、ベンツやBMW、ポルシェでもいいけどなww
前塞いでる相手が軽自動車なら、後ろピッタリ張り付いてれば(追突しないギリギリの距離まで詰める)・・・ほぼ100%、どいてくれますw
もちろん、れっきとした煽り運転(オラオラ運転)なので・・・良い子は真似しないように。
常願寺川沿いを遡る。 日本全国でも屈指の急流であるためか、水量が多くて流れが非常に速い!!
地元にある興津川や富士川も急流といえば急流だが・・・、静岡ではまず見られない川だ。
川沿いに県道6号を東に進む。 遠くに聳えるのは立山連峰の薬師岳。 雪が残る立山連峰と常願寺川の清流はとても絵になる! マジで絶景!! ヾ( ´ー`)
JR立山駅付近の駐車場にて。 実はマイカーで行けるのはここまでで、この先は立山駅でバスに乗り換えて進むことになる。
そんなわけで立山駅。 雪の大谷、黒部ダムなどをトロリーバスを乗り継いで通過する立山黒部アルペンルートはGW期間中大人気で、中国人集団にジャックされていたwww(°Д°;≡°Д°;)
ちなみに片道で3時間くらいかかる。 ものすごい混雑してたので、長時間ぎゅうぎゅう詰めのバスに耐えられるかな?
確かに雪の大谷は魅力的だけどね・・・運が良ければ天然記念物の雷鳥にも会えるらしい。 雷鳥(ニホンライチョウ)が生息しているのは北アルプス周辺の高地のみで、富山県と長野県、岐阜県の3県では県鳥に指定されている。(ちなみに静岡県の県鳥はサンコウチョウである。)
意外と高い黒部アルペンルートツアー!! バスとロープウェイを何本も乗り継ぐ。
そんな俺が行く目的地は落差日本一の称名滝である!
称名滝とは4段構成の滝で、その落差はなんと350メートルを誇る!!!
ちなみに、去年行った栃木県の華厳の滝が約100メートル弱なので、それよりも3倍以上もの高さである!
東京タワー(333メートル)よりも高い滝が日本に存在するのです。(゜д゜;)
立山駅で待つこと30分・・・、バスも来たことだし、ではそろそろ向かいますか!!
しばらく進むと対岸に要塞のような巨大岩『悪城の壁』が現れる!\(゜□゜)/
大昔、立山の噴火で積もった凝灰岩の塊が雪崩や称名川の水流で削れ、現在のような断崖絶壁になった!!
滝が見えてきました・・・。 遠くからでもはっきりとわかります!!
滝の流れ落ちる落差が尋常ではありません!! ( ̄□ ̄;)
バスを降りて遊歩道を1.5kmほど歩けば、称名滝が見える観瀑台までいけるそうです。
しかし、この辺りは最近まで土砂崩れや雪崩があり・・・遊歩道が途中の称名橋(滝全体が遠くから見渡せる地点)まで開通したのがつい4日前の5月3日の事!
そういえば、道の脇には大量の土嚢袋が積んであったし、落石防止のフェンスが至る所に張ってあった。
常願寺川の源流である称名川。 遊歩道を進むにつれて滝の轟音がだんだんと大きくなってきます!!( ̄∇ ̄+)
5月上旬でもまだまだ雪はガッツリ残ってます! 雪解け時期なので足元滑らないように注意!
バスから降りて歩くこと約30分・・・、ついに称名橋にたどり着く! 4日前、ここまでは開通した。
それにしても・・・初夏の雪解け渓谷は見事な絶景!!!
これぞ大自然の神秘~♪(´∀`)
この辺りは弥陀ヶ原と呼ばれ、国際的に重要な湿地帯でラムサール条約(要するに水鳥の保護区域)に登録されています!
水鳥はともかくとして・・・、野生のツキノワグマも出没するとの事。
それはもっと早く言ってくれ!!(((゜д゜;)))
そして、ついに!!! 日本一高い滝、称名滝とご対面!!ヾ(@^▽^@)ノ
ここからだと、まだ少々遠いので落差350メートルという距離感がつかみにくいですが、確かに東京タワーよりも高い大瀑布が目の前にあるのです!!
称名滝は左側の4段滝、では・・・右側の細長い滝はなんなんだ・・・?∑(゚Д゚)
右側の滝は『ハンノキ滝』と呼ばれ、雪解け時期にしか流れない幻の滝であるため正式な滝として認定されていない。
ちなみにバスで向かう時に見えた滝はこのハンノキ滝で落差は称名滝よりも高く、500メートルを誇る驚異の滝であるが・・・夏になるとだんだんと細くなり、消えてしまうので幻の滝とされている。
つまり、今の時期だけは2つの滝が描く巨大なV字滝を拝むことが出来ます!!
しかし、こんなに離れていても水しぶきはここまで飛んできます!
マイナスイオン浴でリフレッシュ!!!!( ̄∇ ̄+)
称名橋からさらに先に進めば・・・滝壷まで見える観瀑台がある。
より滝に近づいて雄大な光景を拝めるのだが・・・現時点(5月7日)では残念ながら称名橋から先は雪崩で危険とのことで通行止め。(´□`。)
↓こちらは観瀑台から眺めた称名滝の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=gryHp_A0np0
弥陀ヶ原渓谷の雄大なキャンバスを称名滝とハンノキ滝、2つの滝が描く水の芸術!!
日本一の滝による巨大な水の『Vサイン』に、俺もあやかって滝の前でVサインwww
この時、他に人がいなかったので・・・
人目気にせず俺は思いっきりドヤ顔決めてやった!! (*^o^*)Vドヤッ!
(ま、画像ではわからんがww)
サッカーのカターレ富山とか、ひょっとしてここで俺がやったみたいに優勝祈願とかしてんのかな?
『これは絶対にご利益があるぞ!』と確信して、足取り軽やかに意気揚々と遊歩道を引き返した。
いやあ~、日本一高い称名滝はさすがの迫力だったわww
ちなみに、世界一高い滝は・・・イグアスでもヴィクトリアでも、ナイアガラでもありません!!
正解はベネズエラのギアナ高地にあるエンジェルフォールで高さは何と、978メートル! ヽ((◎д◎ ))ゝ
約1000メートルだから、ハンノキ滝の2倍近いのか! 世界は広いな・・・。
ちなみに、有名なイグアス(ブラジルとアルゼンチン国境)は落差では劣るが滝幅が非常に広く(なんと4km!)、水量も多いからダイナミックさの点でイグアスの滝が世界一の大瀑布と呼び声高い。
自称滝マニアのうんちくはこのくらいにして(笑)・・・、駅で土産買って出発だ~!! ( ̄∇ ̄+)
この後、俺の身にある意味でご利益が起きたのであったwwwww 続く。




