四月からNHKの連続テレビ小説『らんまん』が始まり、主人公のモデルとなっている植物学者、牧野富太郎博士の話題をよく見かけるようになりましたね。私は大学で薬学を専攻していたので、牧野富太郎博士についても生薬学を学んだ折りに日本の植物分類学の父として素晴らしい功績と成果を残した偉人として知ってましたので、今回、その生涯についてもテレビドラマで拝見できて嬉しく思っています。

 

 そういった影響も受けつつ、以前から日常に溢れる樹々や草花について覚書の延長で記したいと思いながら、内容的にも膨大な量なのでなかなか気楽に取り組めずにいましたが、一念発起し、資料を頼りに五十音順に少しずつ気長に取り組んでみることにしました。

 

 [ア]からはじまる植物からはじめ、歴史や伝承から伝わる事柄などを調べながら、コラム風にまとめていきます。植物によっては調べるのに時間がかかりますし、種類も大量なので、最後まで辿り着くのに年数がかかりそうですが、あまり気負わずに更新し、内容を充実していければと思います。現状を考慮し、不定期更新になりますが、関心がある方に読んでいただければと思います。ある程度の量を更新してからの方が目次を索引として活用しやすくなるかもしれませんね。