おはようございます。
Twitterでは
「マイルドテロ」と勝手に呼ばせて頂いている
レオナルド・ディカプリオこと
マイルド貧困さんのブログを読みながら
私も色々ともがいていた時期を思い出しました。
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私は父との関係は20代手前位から非常に悪く
母と離婚した後も色々と嫌がらせを受け
電車に飛び込もうと
思ったほど追い詰められたことがあり
死相が出ていた私の顔を見て、何も言わずに
「3年頑張れ」という言葉を下さった方の言葉を信じて
3年生き抜く為に
起業して、父親の会社や寝返った取引先に
絶対復讐してやると、息巻いていた時期があります。
私の友人には
そこそこの令嬢も多く、既に起業している友人もいたので
色々な人とのパイプ作りをしていました。
先ず、見た目が大事と
ヴィトンからエルメスに持ち物を変更し
ケリーバッグを買って、
財布も普段使いのバッグもエルメスに。
服も靴もオーダーして、
パリ本ナプ子さんがやってるようなラグジュアリーは
15.6年前に既に経験しておりました。
持ち物が変わり、
元々穏やかな性格ではないけれど
あまり人目を気にする方じゃなかったのに
見られる事魅せる事に気を遣い始め
一言目には、
「成功しなきゃ」
「父に絶対負けない」
と、事あるごとに言っていたそうです。
東京の青山に事務所を構えていた
友人に会いに行った時
「顔つきが違うよ。」
と言われ、これまでの経緯を話しました。
彼女は既にある分野では成功している人で
「成功って色々あるけれど、成功している人が
みんな幸せって訳じゃないわよ。
それってロコさんにとって本当の幸せなの？？」
と、言われました。良き理解者だと思っていたのに、
その時の私は彼女の言葉にガッカリして
「じゃあこの怒りや悔しさはどうすればいいのよ!!」
っていうような、モヤモヤでいっぱいでした。
東京から戻って、
親友と飲んでいた時に
やはり私の口から出るお決まりの文句に呆れた口調で
「あんな、ビジネスが成功しても幸せな人ってあんまりおらんで。
ロコのとこもそうやん、うちもそうやけどお金はあったけど
普通の幸せなかったやん。同じ事を繰り返すつもりなん？？
今のあんた気持ち悪いで、
人を不幸にさせるんやで？？しかも親を。」
と、言われ「ハッ」と気付きました。
そうだ、
私は昔からごく普通の幸せが欲しかっただけだった。
お金が欲しいわけでも
名誉が欲しいわけでもなくて
好きな人と
結婚して、子供産んで、日曜日は普通に家族が一緒にいて
運動会も音楽会も行事がある度に学校へ行って子供を見る
そんな普通の生活が欲しかったのだ。
不思議なことに、彼女達だけでなく
昔から知ってる
祖母の友人のお店の前を通りがかった時に
突然に呼ばれ
「顔が変わった何かあったの？？」
と言われ、特に何もしてなかったのですが
あの頃はあまり笑う事が無く
キツイ顔になっていたようで、話を聞いてもらうと、
「私は主人先に逝ったし、子供もいないし孤独よ。
でもね、今の貴女より幸せよ。貴女はこれからがある人でしょ。
女としての経験もないまま
お父様追い込んだその後どうするの？辞めなさい不毛よ。
貴女は養女になって籍は抜けてるんだから、関係ない人と思いなさい。
自分の子を産んで幸せにさせなさい、幸せになりなさい。」
実はこの人あんまり好きなおばさんではなかったのですｗ
私の祖母は〇〇小町が付くぐらい綺麗な人だったので
いつも
「貴女のおばあ様は本当に綺麗な人でね～。」
と、事あるごとに比較されて、、、。
でも子供の頃から、
店の前を通るとお菓子やジュースを頂いては帰るという
味方がいなくなったと思ったけれど、
私に厳しく接してくれながら
見守ってくれる人が実はいたんだなぁと。
簡単に諦める事は出来なかったけれど
自分が変わってしまった事で
離れてしまった人もいるので
今となってはアホだったなぁと思います。
気持ちを切り替えて
復讐することより、
人としての当たり前の幸せを求める事に
何度かグラグラする事がありましたが
父を忘れる事でだんだんと
人間関係も良くなり始めて
最終的に子供もできて今に至ります。
今は生活もカツカツですが
心に鬼が棲んでいないので毎日が楽しいです。
あの頃、
一流レストランに行って
一流のホテルに泊まって
グリーン車で移動していたけれど
今になっては
何が楽しかったのかわからないですｗ
設定変更の認定講師さんを見てると
何故か哀れになるのは
その先にあるのは絶対に幸せじゃなく
お金と時間を無駄に費やした
後悔だけだと思うからです。
と、ウォッチャーが言っても気が付かないでしょうが
身の丈にあった穏やかな
普通の生活、それが一番大事なんですよね。