去年、教場 を観た時

ちょっとした衝撃があった。

 

何をやってもキムタクと言われていた木村拓哉さんの

風間公親がとても新鮮で魅力的だったから。

 

‘何をやってもキムタク‘のイメージは

1㎜もなかった。

 

木村さんの演じた役の中で

一番好きかもしれない。

 

You Tube、SNS劇団ジェイスプリードの座長さんの

トーク動画で、木村さんのこと、とてもお芝居が上手いと

話されていた。

 

何をやってもキムタクと揶揄する人は

お芝居のことを分かっていないと。

 

そう言われてしまうのは、

脚本家が、木村拓哉のそういう個性を求めるからで

木村さんは、全く異なるタイプの役も演じることができるはずだ、という意味のことを話していたと思う。

 

それは、相葉さんに対して言っていたことではあるが

木村さんに対しても同じようなことを言っていたと理解した。

 

去年の時点では、座長さんのお芝居トークには

出会っていなかったから、風間公親を演じた木村さんに

おお!!となったのだ。

 

でも、今、教場2を観て、なるほど、座長さんの言う事が

よく分かる。

 

木村さんは、新境地を開いたわけではない。

私たちが、木村さんの可能性にようやく気づいたのだ。

木村拓哉の新たな使い方に気づいたのだ。

 

恐くて厳しくて、威圧感のあるオーラを出しながらも

どこか優しさを感じさせる。

無言の表情の中に、生徒をよく観ている風間の感情が

垣間見える。

 

木村さんの風間公親は、いい!!!

 

木村さんの過去のドラマは、あまり興味がないけど

これから演じる役にはとても興味が湧いた。

 

木村さんの真価が、分かるような、

そんな脚本の役を観たい。