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私、二宮和歌菜。
白雪姫の継母役、頑張りました。

打ち上げ?っていうんですか?
今、みんなでカラオケに来ています。

発表会の最後に、つーくんたちが
ハピネスを歌って踊ってすごく盛り上がりました。

客席のみんなも一緒に歌って
楽しかったです。

帰る時、園庭で待っていたお母さんと
大野のおじちゃまたちのところへ駆け寄ると
勇くんが

「あー、俺もハピネス踊りたかったぁ」

と大声でわめいていたので
私は、おかしかった。。。

私に気づくと

「あ、和歌ちゃん!
白雪姫、凄くよかったよ!」

と、ひまわりのような顔をして笑いながら
頭をなでなでしてくれました。

勇くんは、相葉おじちゃんと同じ顔して
笑うんです。

「お父さんが、和歌ちゃんが白雪姫をするって
言ってたから、俺、てっきり白雪姫役をやるんだと思ってた。
まさか、継母役だとは思わなかったから
びっくりしたよ」

「えへへ」

「和歌ちゃんの継母、良かったよ。
うん。なんか、うまく言えないけどさ。
良かったよ。
ほんと!」

「ありがとう。。。」

そこへ、遅れてつーくんも来ました。

「和歌菜!
継母、上手だったね。
オイラ、感激したよ。」

「ほんと!?
嬉しいです!!」

「うん!
なんか、うまく言えないけどね。
良かった!」

「ふふ!勇くんと同じこと言ってます。
ありがとう。

つーくんのハピネスもカッコ良かったです。
つーくんが一番上手だったです!」

「そうそう。
くぅー!俺も踊りたくなっちゃったよ!」

勇くんが、ウズウズして足踏みをする。

あ~、勇くんのウズウズが足元から伝わってきます。

何だか私も踊りたくなってきちゃいました。

そしたら、大野のおじちゃまが

「よっしゃぁ。打ち上げだ。
みんなでカラオケに行こう」

って言ったので、勇くんは大喜び!

「やったぁ!ハピネス踊ろうぜ!」


それで、今、カラオケに来ています。

嵐の歌を歌っていると
お父さんが遅れてやってきて
大野のおじちゃまの隣にストンと座りました。

「お疲れ~。珍しく巻いて終わったよ」

「お、ラッキーだね。
あれ?相葉ちゃんは?」

「まだ、スタジオ撮りが残ってるって。
俺、先に上がってきた。
リーダーによろしくってさ」

「そっか。」

「で、発表会は、どうでした?」

「いやぁ、さすが、ニノの娘だわ…」

「最後までちゃんとできましたか?」

「ああ。。。

ほら、“鏡よ、鏡。。。”ってセリフあるだろ?
その同じセリフが、何回も出てくるんだけど
和歌ちゃん、全部違う言い回ししたんだ。。。
オイラ、感心しちまったよ。

最初は自信たっぷりに言うだろ。
だんだん、不安げな言い方に変化していくんだ。
それで、白雪姫の成長が感じられるんだよ。。」

「ほぉ。。。」

お父さんと大野のおじちゃまは
何か楽しそうにお話してます。

勇くんがまたハピネスをかけました。

「おじちゃんたちも一緒に踊ろうよー!」

「勇騎、これ好きだなぁ。。。」

大野のおじちゃまが笑いながら言いました。

♪イエイエイエイ! イエイエイエイ!
イエイエイエイエイエー

♪向かい風の中で嘆いてーるよ~りも~
うまくいくことを想像すれば
いつの日か変わるとーきが来る~~……
。。。。。。

♪走り出せー走り出せー
明日をむかーえに行こう~。。。


お母さんとつーくんのお母さんは
椅子に座って体を揺らしています。

たーくんは、走り回って
お父さんに抱きつきに行きます。

お父さんたちは、立って踊ることはなかったけど
楽しそうでした。

「あー、遼くん(松本家長男)たちも呼べばよかったね~」

勇くんが言うとつーくんも

「うん。またみんなで踊りたいね~」

と嬉しそうに言いました。

うん。
ハピネスは、ずーっと昔(お母さんにも出会う前)
お父さんがドラマをした時の歌だし
楽しくて、元気になれるから大好き!

でも、みんなで歌って踊ると思い出しちゃう。

“女の子はジャニーズに入れない”

って。。。

なんだか
お腹が、もわ~って重くなる。。。

あーぁ。


おしまい


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というわけで 本人にせっつかれて書いた和歌菜編。

和歌菜~!
書いたよう。
納得してくれたぁ?

こんな他愛ないお話を最後までお読みくださった方
どうもありがとうございますm(._.)m

これで和歌菜の気を鎮めることができたかなあ(^◇^;)