孤独な道標 【第十一章】~雑魚と下女⑭~
【第十一章】
≪雑魚と下女⑭≫
俺のブログ「永遠の赤い糸」でのランキングが徐々に上がってきていた。きっとラストフレンズの影響だろう。
宗佑の気持ちが痛いほど理解していた俺は、GWはみるくと一緒に旅行へ行きたかった。前回のIDでもプチメールは拒否をされ、メールを送信することが出来なくなっていたが、新しいIDでは、拒否の設定をしていないだろう。
「GWいつから?一緒に旅をしないかい?
今はおまえは一応俺の彼女ではないから手は出さない。
約束する。
ただ純粋におまえと一緒にいたいだけなんだよ。
25日か26日あたりに出発したいと思ってるけど。
東北、北陸方面はおまえと行ってないし連れて行ってやりたい。
返事待ってるよ。」
プチメールの返信が来ればもうけもの。返信がないのを見越してまったく逆のことを書いた。
タイトル:GW
『GWにバイクで旅に出る予定。東北、北陸方面・・・の予定です。
本当は彼女がいたら彼女を連れて行きたかった。
彼女に聞いたらどうしても予定がくめなくて残念と行っていた。』
ブログをアップしてから1時間後、雑魚のブログに先程プチメールした内容とブログに書いた内容とのギャップに関しての記事と漢字変換違いの指摘が記事としてアップされていた。
漢字を間違えて入力したワクではない。変換ミスとわかった上で笑いをとっているんだ。愛嬌だよ。愛嬌。
毎日、GW後のことばかりを考えて過ごしていると、夢にみるくが出てくるようになっていた。
タイトル:正夢
『目覚めはどう?夢を見たよ。おまえと激しく抱き合う夢を。
おまえはあまりの興奮に「中に出して」という。一度もそんなことを言ったこともないし
絶対に中に出しちゃ駄目と言っていたのに、夢では大胆なおまえ。
俺は何度も目が覚めたよ。あまりにもリアルでおまえが横にいるように思えた。
今日はそんな夢をみたこともあっておさまりが悪い。
おまえは俺の性癖しってるだろ。いけないんだよ。助けてくれよ。
おまえがいないとダメなんだよ。
なあ・・・。苦しすぎるよ。助けて。』
こうやって俺の苦しみをみるくに分からせてやる。