孤独な道標 【第十一章】~雑魚と下女⑩~
【第十一章】
≪雑魚と下女⑩≫
雑魚のブログは次々と俺のブログに対する反論をしている。ペタも貼りつけ、俺がみるくにやったように自分の存在を俺に知らしめようとしている。
この得体の知れない雑魚がウロチョロウロチョロと蠅の様に俺の周りを飛んでいる姿が正直ウザかった。俺とみるくの間に勝手に入り込み、しかも俺の書く文章をいちいち指摘しやがる。
件名:俺と一緒に
「頼むから俺と一緒になって欲しい
今の彼はただおまえを玩具にしているだけだ
守るって表面だけだ
おまえの意思一つで全てが変わるんだ
もし、これ以上、過去を悔みたくなければ
もし、これ以上、彼氏を苦しめたくなければ
俺のもとに来い
そしてこのブログのパスワードも変えろ
彼氏に読ませるな
そして、まだとりあえずは秘密の付き合いを俺と続けるんだ
そして、彼氏にロクに守れやしないということを知らしめる
おまえの身体、心は誰にも渡さない
おまえ、彼氏に弄ばれてるのいい加減気づいたほうがいいぞ」
みるくにプチメールしたが、すぐに雑魚がブログでこのメールを公開しやがった。こいつ・・・・。
探偵に雑魚を調べさせたが、雑魚の名前すらわからないとのことだった。
ひとまず冷静になろう。このブログも閉鎖だな。雑魚が全て悪いんだ。
タイトル:このブログ
『ブログを閉鎖しようと思います
邪魔が入り俺たちの世界が侵食されてしまったので彼女は精神的にやつれ俺は見るに見かねない
色んな輩に相談したが、これといって打開策が見つからず
よって、まだ彼女を悪の邪魔者の手から救い出せないでいる
今となり色んなことを振り返ると
彼女は俺と別れる前、おそらく去年1月前後にいまのヤツと出会っていて、彼女は何か弱みを握られたか
もしくは何か精神的な約束でもムリヤリ交わされたかもっと最悪ならば、何かマインドコントロールでもされたのだろう
これは、非常にややこしい問題だ
もともと彼女は洗脳されやすく、俺が望んだことは全て受け入れてくれていた
だが、これは愛する者への忠誠であるからできたのであろう
今はどうだ。尻に敷かれるどころか、言いなりで・・・いや、もはや奴隷ではないか
許せない。彼女をこんなにしてしまうなんて
彼女は何か俺に嘘をついている。ヤツに出会った月日も・・・
ヤツに出会い自分自身の性格や笑顔までもが失われた
ひどすぎる
彼女をこれ以上、苦しめるな!!!!』
ブログをアップした次の日、秘密日記を閉鎖した。
そして、新しいブログ「永遠の幸せの為に」を作った。