孤独な道標 【第十一章】~雑魚と下女⑨~
【第十一章】
≪雑魚と下女⑨≫
『悪いが邪魔をしないでくれ彼女の心が混乱してしまうだろ
こんな形を彼女は望んじゃいない
まあ彼女があんな馬鹿げたブログの存在を知ったら
俺のところに助けを求めてくるか時間の問題ってとこだな
彼女を監禁し束縛して最低な男
彼女を開放しろ
あと、勝手に人のブログに土足で入りおまけに荒らしていかないでくれ
このブログは彼女と俺の為に立ち上げたブログなんだ
田舎者に用はない』
携帯から打つ手がわなわなと震え、文字がうまく打てない。仕事そっちのけで思っていることを書いた。
雑魚は俺が記事をアップしてから10分も経たない間に反論記事をアップしてきた。
『>悪いが邪魔をしないでくれ
それはこっちの台詞だ。
>まあ彼女があんな馬鹿げたブログの存在を知ったら
ちなみに、彼女はこのブログを立ち上げているのは知ってるよ。了承済み。
どこまで妄想を働かせれば気が済むんだ?
>彼女を監禁し束縛して最低な男
お前、監禁って言葉を辞書で調べろよ。意味知らないで使ってるだろ?
>あと、勝手に人のブログに土足で入りおまけに荒らしていかないでくれ
ほぉ・・・こっちにお願いするのか。だったら今すぐストーカー行為をやめろ。
>このブログは彼女と俺の為に立ち上げたブログなんだ
秘密の世界か??それはブログの事を指してるんだったな。パスワード教えろよ。メチャメチャにしてやるからよ。
ま、それは時間の問題かな。
>田舎者に用はない
お前、こっちのことを知りもしないでよくそんなこと書けるな。田舎者っていう証拠だせよ。あぁそうだ。お前がしつこいのはわかったが・・・・。
こっちもしつこいから。覚悟しろ!』
一体、こいつは何者なんだ?これは早急に雑魚を調べなければならない。反撃している相手はみるくから聞いているはずだから、ある程度俺のことは知られているだろう。
M男はこういう文章を使って俺に反論するとは思えない。こいつ本当にMなのか?
正体のわからない雑魚のブログが不気味で仕方なかった。
雑魚を翻弄するつもりが、自分が翻弄されているのに気がつかないでいた。