先日、何年ぶりかで家族で飛行機に乗りました。


飛行機がバックし始めていよいよ離陸という時、一人の乗客がCAさんに駆け寄って行きました。



どうやらお子さんの体調が急変してしまった様子。



「お客様の中にお医者様か看護師の方はいらっしゃいませんか?」とCAさん達が呼びかけるシーンに初めて遭遇しました。


ほどなくしてひとりの女性看護師の方がいらっしゃいました。


小児科の看護師さんなのか、お子さんへの対応や病状にも慣れた感じで、テキパキと処置されていました。


つぐみも真剣な目で見つめていました。


しばらくして症状は落ち着きましたが、このまま飛行機に乗るよりは、いったん様子を見て大丈夫そうなら後の飛行機に乗った方が良いのではないか?とCAさんからも看護師さんからもアドバイスがあり、飛行機を降りて行きました。


そのご家族が無事にあとの飛行機に乗れていると良いのですが。。


こういう時に、名乗り出られる医療従事者の方は本当に勇気があるなあと思いました。


自分の専門外だったら、自分では対処できなかったらどうしようといった不安もあるのではないかと思います。


それでも手を挙げて、診察室や病室とは異なる環境で、多数の乗客やCAさん達の視線と期待を一人で背負って処置をする姿に、心を打たれました。


本当に尊敬に値します。
尊い仕事なんだなと改めて思いました。