わが子つぐみ 習い事と勉強の略歴
保育園
3歳でバレエ始める
地元公立小学校入学
1年生頃からピアノ始める
チャレンジとZ会に挫折する
地元公立中学校入学
通塾開始
バレエ10年で引退
ボイトレを始める
都立進学指導重点校入学
通塾継続
高3評定判明
防衛医大看護受験
国立大学推薦受験
共通テスト受験
2021年春
国立大学 看護に入学
無事に2年生に進級 ←今の話
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重松清さん原作の「恋妻家宮本」という映画にこんなセリフがあります。
「あなたの言うことは正しい。けど優しくない。正しさと正しさがぶつかれば時に戦争になる。でも優しさと優しさが出会えば、もっと大きな優しさになる。」
印象が強い割にうろ覚えなので、正確ではありませんが。。
どちらかといえば正しさに重きを置いてきた自分にとって、いろいろと考え直すきっかけとなりました。
体調を崩して2回の休職を経験し、管理職として会社に貢献できないことにどこか負い目を感じながら過ごしてきました。
そんな自分でも、頑張りたくてもできないこともあると身をもって知ることで、人には優しくなれてるかもと、少し前向きにさせてくれたセリフです。
新年度の授業が始まり、つぐみはプンスカしていることが増えました。
つぐみは生真面目で何事にも真正面からぶつかろうとします。そこに心配性な性格が加わって、授業の予習は欠かしません。実技もできる限りの事前準備をして臨みます。なので授業についていけないということはまずありません。
しかし、グループでの学習や実習の場面では、指示された準備をしてこない人もいるらしく、授業が効率よく進まないということにイライラするようです。
気持ちは分かりますが、大学時代そこまで真面目ではなかった僕には耳が痛い話です。
うーんそれはそうだねえ。でも予習に充分時間が取れるつぐみの今の環境はとても恵まれていて、中にはそこまで時間が取れない人もいるんじゃないかな?
「それは分かってるしうちの環境にはとても感謝してる。でも、遊びに出かけてインスタにアップする時間があるなら予習しろと言いたい。」
うーん全くもって正しい。素晴らしい。学生の鑑と言っても良いかもしれない。自分の環境が恵まれてると自覚してるならまあいいかあ。
でもね、、、
ここからはまだ伝えてはいないことです。たぶん今話しても響かない気がするので。
目標とそこに向けてやるべきこと、モチベーションや優先順位、価値観は人によって違うし、どんどん変わっていくこともあるよね。
同じ大学に入ったからと言って、みんなが同じ熱量で同じ方向を向いているわけじゃない。
それはどれが正しいというものではなくて、人それぞれ異なるというのが事実。正しさは人によって変わる。
自分にとっての正義、価値観は大切だけれど、人に押し付けちゃいけない。
それに、社会に出れば能力や価値観が同じ、正義が同じ人なんてほとんどいない。それでもみんなでチームとして成果を出していかなきゃいけない。
そのためには、妥協とは言いたくないけど、歩み寄り、相手を思う優しさは、リーダーとして大切な資質なんじゃないかな?
なんてことを伝えたいのですが、今のところ何かの代表とかリーダーとかに全く興味がないつぐみに話しても、たぶん響かないと思います。
いや、僕のいうことだからと、納得できなくてもなんとか自分なりに腹落ちさせようとするかもしれない。響かないことよりも、むしろそっちの方が怖いです。
もう大抵のことは自分なりに考え、答えを出すことができるはず。だから影響を与えすぎないようにしたい。
人の文句を言うだけではなく、今の状況をどう打開すべきか?チームを成長させるにはどうしたら良いか?模索を始めたら、少し話してみようかなと思います。
今はそのタイミングを待っているところです。