Wunderbar ! なまいにち

Wunderbar ! なまいにち

まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

3歳から18歳までピアノを習うも大学以降はクラシックとはほとんど接点なし。というより全く興味なし。
2013年にあるきっかけから突然クラシックにはまるようになりました。
時々行くクラシックコンサートやクラシックに関する話題が中心になりますが、誰かに見てほしいというよりも、単純に自分への備忘録の目的なので長たらしい自己満文章をお許しください。。。ペコリ

2026. 5. 30(土)  13 : 30 ~    福岡市民ホール・大ホールにて

 

チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ(大ソナタ)ト長調 Op.37

 

ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ

 

シューベルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 D894 Op.78「幻想」

 

(アンコール)

リスト:即興ワルツ S123

ショパン:華麗なる大円舞曲

シューベルト:楽興の時 第3番

ラフマニノフ:楽興の時 第4番 Op.16-4

 

 

ピアノ:マルティン・ガルシア・ガルシア

 

 

  

 

5月30日に行ったコンサートの話です。

 

昨年に続いて今年もガルシア・ガルシアさん(勝手に略してガルガルくんと呼ばせていただきます)がやってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 飛び出すハート

なぜ来てくださったかって? 大きな理由のひとつは、昨年3月に開館したばかりの福岡市民ホールのファツィオリ(常設は九州では福岡市民ホールが初)を選定したのがガルガルくんだからなのではないかな~と思うのです~クー ハートクー ハート  

選定のときの様子はコチラ(昨年のリサイタルの感想も書いています)下差し

 

 

 

 

 

私は昨年のリサイタルの時にこの市民ホールに初めて訪れたが、今回はその時以来2回目。

昨年とまったく同じ座席に座った。

で、すぐ気付いたのがピアノの位置ビックリマークハッ

 

これが昨年のピアノの位置 

 

ずいぶんとステージの奥に置いてありました。リハで色々試した結果、この場所が一番客席への響きがよいとガルガルくん本人が判断したそうです。

 

 

そしてこちらが今回のピアノの位置

 

昨年に比べるとだいぶ前に置かれていました。(ちなみに昨年とまったく同じ席から撮影しています)

 

結論からいうと、今年のピアノの位置の方が断然よかったビックリマークビックリマーク

席によっても聴こえ方がだいぶ変わると思うのであくまで自席で聴いた感想だけど、昨年のピアノの位置だと簡単に言うと響き過ぎて強奏し始めると、音がややダマになってきて(大変失礼ながら)途中からはやや耳障りに感じるほどだった。

今年はそれがまっったくなくって、スカッと爽快なガルガルくん特有の強打の音がすごく活かされていて、心地よく耳に響いてきた。ファツィオリはやっぱり彼にとても合っていると思った。

 

ピアノの位置について、彼自身がつい先日ツイートしてらしたので、引用させていただきます。以下ガルシア・ガルシア氏のツイッターより(@martin_gg_piano)。下差し

 

日本での私の演奏について、本当にたくさんのコメントを見てきましたので、少し裏側のお話を皆さんと共有したいと思います。 ホールにはそれぞれ固有の音響があります。そして、ホールというものは特定の音源のために設計されているわけではありません。つまり、どの楽器がどの位置に置かれるか、ピアノが「標準位置」に置かれることを前提に音響設計されているわけではないのです。

私は演奏会場に到着したら、必ず守るルールがあります。 それは、誰かにピアノを弾いてもらいながら、自分は客席を上から下まで歩き回り、ホール全体にとって最も音がまとまって聞こえる位置になるまでピアノを動かし続けることです。 この作業は簡単な場合もあります(例えばMUZA川崎では、ピアノが舞台中央ならどこでも比較的うまくいきます)し、とても難しい場合もあります(例えば前回の東京芸術劇場では、ピアノを動かしながら、素晴らしいピアノ技術者であるアッティラ・フェケテさんにも協力していただき、3階すべてで音を確認して、2000人のお客様全員にとって最も心地よい響きになるよう調整しました)。 一般的には、ピアノは客席に近い位置に置かれることが多く、見た目としては観客との距離が近く感じられます。しかし、多くのホールは天井が高く設計されているため、実際には音が上方向、つまり客席のない天井奥へ向かって飛んでいってしまうことがあります。 そのため、ピアノを少し後ろに下げて角度を調整すると、直感とは反対に、音がより明瞭で、大きく、理解しやすくなることが多いのです。近い=大きい音、とは限りません。 私はいつも、客席にとって音が明瞭かどうかを確認しています。そもそもコンサートというものは、そのためにあるのです。

東京芸術劇場ではベストな位置を探すために50分間客席をずっと走り回っていました。ピアノを後ろへ移動したことで、ある方々の印象とは逆に、皆さんがより明瞭で輪郭のある音を楽しめるようにできたと思っています。 「標準位置」のままだと、座る席によって音が不明瞭で均一ではありませんでした。ソロ楽器にとっては少し難しい音響ではありますが(オーケストラには最高です!!!)、それでも楽しんでいただけていたら嬉しいですし、この音響上の挑戦も含めて楽しんでいただけていたら幸いです。

 

 

私が彼のソロ・リサイタルを聴くのはこれで3度目。ショパンコンクールで有名になったガルガルくんだが、その後ショパンばっかり弾かせられるピアニストも多い中、彼はすぐにそこから脱皮して色んな作品を聴かせてくれている。例えば私はアルベニスの作品を好きになったのも彼の演奏がきっかけになった。

 

この日の各曲の演奏について細かくは書きませんがあらためて思ったことをいくつか。

 

ハート 彼の強打はすごい。 ただ強く叩いているというわけではない。うまく表現できないけど、打鍵が鍵盤の芯をとらえている感じなので、本当に気持ちいい強打なのだ。

強い音を出すときによくお尻をぴょこんとあげて叩くピアニストいますよね。あれうまく力が鍵盤に伝わってないからお尻をあげて上半身使って鍵盤を力で押さえる必要があるんかな、なんて勝手に思いますが、ガルガルくんの打鍵は無駄なく力が鍵盤に伝わっていると思う。

 

ハート 一方弱音も超魅力的。 この日のちょっと前にチョ・ソンジン氏のリサイタルを聴いたばかりだったが、ソンジンさんもガルガルくんも弱音がほんとにすごい! この美しいピアニッシモを聴いただけでもウルウルとなっちゃうくらい。

 

ハート あとこれも私が推しのところだが、粒立ちがめっちゃクリア。どんなに早弾きするとき、スケールを弾くときも一音一音が均等に揃っている。粒立ちがクリアって実際にはとても難しいことで、こう感じるピアニストって(自分にとっては)なかなかいない。

私が言うことでもないけど日ごろの努力のたまものなんだろうなと思う。

 

と、技術的なことばかり書きましたが、もちろん芸術的にも素晴らしいと思う。きっとこれからまだまだ表現の幅が広がっていきそう。

 

 

1曲目のチャイコフスキーの「大ソナタ」の練習風景

こうやって練習されてるんですね~(本番ではここまで口ずさんではいないですw)

 

 

2曲目のラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」のちょい演奏(この日の映像ではないです)

 

 

アンコール3曲目に弾いたシューベルトのちょい「楽興の時」(この日の映像ではないです)

 

アンコール4曲目に弾いたラフマニノフの「楽興の時」(この日の映像ではないです)

これは馴らしで弾いておられるけど、当日はこれよりさらに圧巻でした。

 

つづき・・

 

終演後はサイン会がありました!私ももちろん並びました♪

 

       

とってもにこやかにひとりひとりに対応されてました。

おばちゃんたちからは、「NHK(のドキュメンタリー)観たわよぉ~!」という興奮した声かけがよく聞かれてましたw

 

ガルガルくん、やっぱ大好きやな~うっとり顔・ネコ恋

チョ・ソンジンさんとは全然違うタイプだけどどっちも大好きです飛び出すハート

 

 

ガルガルくん、これからも時々このホールに来て下さるとうれしいなぁ。

ただ、昨年に比べると今年は空席が結構目立っていた(1階後半の席とかガラガラだった)ので、事務所側は次回はもっと宣伝に力を入れていただきたい。