持統 「高市…乗り込んで来ないわね。あなたの予想では怒りにまかせて、こちらに向かって…自滅するはずじゃなくて?」
不比等 「石上あたりが止めたんじゃないですかね…彼にとって高市は必要だから」
石上 「そういう事だ、あなたは動かないでくれ」
石上 「あなたは天智系の血脈を全く受け継いでいない。それは我々にとって、何より大切な事なんだ」
石上 「今、あなたがしようとした事は、すでに読まれている。彼らは屋敷を変えてしまっているのだ」
石上 「ワナなんだよ…全て…」
石上 「もう律令は止められない。 彼の狙いは律令ではなく、安定した栄華。それも…自分たちだけの」
高市 「彼らはもう、他の豪族には頼れないでしょう。豊浦様をはじめ、何人の蘇我・物部を殺めてきたか…」
高市 「彼らにくみする者など、多くはありません!今こそ団結して…」
石上 「ええ、そのつもりだけど、高市皇子は血脈的に…(振り出しに戻る)」
※ 高市説得に4時間かかった。
高市 (持統は不比等の邸から出てこない)
高市 (私が皇太子になったのは好都合だ)
高市 (私を、大津以下だと思うなよ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉備内親王 「よろしくお願いします」
長屋王 「…よろしく…」
長屋王 「…」
高市 「?」
吉備内親王 「え?」
長屋王 「父上の好みですか?」
高市 「なんで そーなるんだ」