? 「こちらにおいででしたか」
額田王 「ああ…石上殿」
額田王 「ハクの様子はいかがでしたか?」
石上 「気丈になさっておいでですよ」
ハク 「お気遣いありがとうございます」
ハク 「果安様は御身を持って、私たち家族を守ってくださいました」
ハク 「私たちは常に蘇我に守られてきております。その血脈を絶やすわけにはまいりません」
ハク 「私は大丈夫です」
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ちなみに。
大津は皇太子になりました。
高市 「壬申の乱で功績を挙げたが、母の身分的に大津が上だという話と」
大津 「日本書紀が三男と書いている僕が長子であるという説があります」
※ 草壁皇子はややこしいので省いてます。いるにはいるんですが。
高市 「いずれにしても、これだけ男がいるんだから、私の立太子は難しいよね」
大津 「ってなわけで、ここでは僕が皇太子になりました」
※ 実は生年もいじってます。そこらへんの日本書紀の言い分には従わない。