『親の老後に寄り添うために 知っておきたいこと』が宝島社より発売になりました。
この本は親子の心の距離感を縮めるアイテムのひとつです。
高齢の親とこれからどう向きあえば良いのか悩んでいる、親のこと世代の皆様に手にとって頂ければと思います。
第1章は、親とのコミュニケーションツール「引き継ぎノート(書き込み式)」。
第2章は、ノートの解説編。なぜノートに書かれた質問が必要なのかを説明しています。
第3章は、避けては通れない「お金」の話です。介護資金の問題と対策について、行政書士の山下慶華先生にお願い致しました。
第4章は、親の介護・看取りと弔い、について。
これまでに、多くのクライアント様から以下の様な、ヘルプに近い質問を頂戴してきました。
「介護施設を訪ねた際に、親と何を話していいのかわからない」
止まった会話と沈黙で10分と経たないうちに、逃げ出したくなるような気持ちになり、施設を去った後に後悔が押し寄せる。。
こういったお話はよく伺います。
「これからどう付き合っていいのかわからい」
高齢になった親との距離感の埋め方、付き合い方、「もう、どうすればいいのか、…お手上げです」
こちらのお声もよく頂きます。
こういった質問に対して、これまでは、ワードで簡単に作ったノートをお渡しし、実際に使用もらうことで、その答えを探して頂きました。
「とりあえず、このノート書いてみてください 感じるものがあるはずです」…と。
その後、看取られ、ご葬儀を終えたクライアント様から、
「このノートを通して、親の人生を知り、どのように接すれば良いのかわかりました。」
「感謝の気持ちが改めて湧いてきて、良い看取りができたと思います。」など
ご葬儀を終え数年経った今でも、こういった感想を数多く頂いておりました。
“もっと多くの方に、このノートをご提案できれば…”
"高齢の親とのコミュニケーションで悩む人が少なくなれば…"
という思いが、本書製作のスタートにあります。
実際に使用された方の声も沢山詰まった本書を、ぜひご活用頂ければ幸いです。
「親の保護者になる」ということは、老いていく親に寄り添い、支え、そして看取るということです。
親への理解が、この険しい道のりを歩く上で強力なあなたの支えとなります。
・あなたが生まれた時のこと、知っていますか?
・小学校ではどんな習い事や部活をしていたの?
・好きな音楽や映画は?
・夫婦の出会いは?
あなたはどのくらいご存知でしょうか。
何気ないようにも思える親のことを知ると、親への寄り添い方が見えてくると思います
あなたは親の保護者になれますか?
◾︎『親の老後に寄り添うために 知っておきたいこと』
◾︎三村麻子 / 山下慶華
◾︎1,100円+税
◾︎宝島社
Amazon : http://goo.gl/TKgsTl