陸人さんを心配させてしまいました・・・。
それは、紗彩の周りの大切な人たちが、紗彩を心配する気持ちのことで、
紗彩が傷付いてしまっているのではないかという陸人さんの心配。
紗彩の大事な妹と仲の良い友達には、この恋のことを話してあります。
みんな口をそろえたかのように言います。
すぐに別れなさい・・・。
ボロボロになる前に止めなさい・・・。
遊ばれているだけだよ・・・。
彼が奥さんと別れることは確実にないと思うよ・・・。
みんながそう言うのも、紗彩を心配するのも、当たり前だと思います。
紗彩を大切に思う気持ちが強いほど、その反動はキツイ言葉になります。
心配をしてくれているから、キツイ言葉を言ってしまうことも理解しています。
陸人さんと出会う前の紗彩だったら、絶対に同じことを言っているでしょう。
紗彩がしているこの恋が、間違っていることは、自分でもよくわかっています。
だからこそ、大切な人たちの言葉に紗彩の気持ちはグラグラになります。
『彼だけいればそれでいいの!』 と言えるほど、紗彩は若くありません。
今までの人生経験や大切な人たちの気持ちを裏切ることはできません。
周りが何も見えずに、この恋だけに没頭することもできません。
そうなることができたら、どんなに楽か・・・。と思ったりもしますけど・・・。
でも、今の紗彩では、陸人さんを諦めることも、離れることもできません。
陸人さんには、紗彩の大切な人へこの恋を教えたことを言ってあります。
大切な人たちのアドバイスに対して、陸人さんは、
「当然だろうね。そりゃーねぇ、俺のせいで心配させちゃってるしね。」
と言ってました。
大切な人から認めてはもらえない間違っている恋をしているのは、事実です。
そのことを今段階で、認めてもらおう、応援してもらおうとは思っていません。
でも、大切な人からの言葉は、やっぱり凹みます。
間違った恋をしている自分自身を再確認して、大切な人たちに紗彩のことで
心配をかけてしまっていることに謝罪する気持ちでいっぱいになります。
陸人さんを信じたいと思っていても、心にブレーキをかけるには充分な重み。
「そう遠くない未来に絶対認めさせる。」
この陸人さんの気持ちは、紗彩にとって、心から嬉しかったのですけど・・・、
彼の負担になりたくないと思って、つい彼の気持ちに反論をしてしまいました。
ホントは、みんなにも認めてもらいたいと思ってるのに本心じゃない反論。
「認めてもらえなくてもいいんだけどさぁ・・・。
紗彩のせいで陸人さんに大変な思いしてほしくないんだもん・・・。」
【 認めてもらう=離婚する 】 という公式が成り立った上で、
今の関係のままでもいいよ?という本心とは裏腹の気持ちを込めた
陸人さんを試すような紗彩のずるい強がった言葉でした。
「それを言ったら、紗彩ちゃんが傷つけられる方が大変な思いだし。
凹んだら、立派な傷じゃん。みんなから認められる存在になるよ。
えっちとか、ちゅー が問題だって言うなら、プラトニックでもいいぞ(笑)
それくらいマジで愛してるんだから、邪魔しないでほしい。
絶対、紗彩を幸せにしてみせるっ。」
いつもどんな時でも 『紗彩ちゃん』 と、ちゃん付けで呼んでいた陸人さんに
突然、『紗彩』 と呼ばれて、心臓が止まると思うほどびっくりしてしまいました。
それだけ、陸人さんの決意が固かった表れだったのでしょうか?
あまりに紗彩がびっくりしているので、「大丈夫?」と心配されてしまいました。
「そのうち、正々堂々と周りに自慢しようね。」
その陸人さんの言葉が、現実になるといいなぁ・・・。と切に思いました。
現状では、まだまだ現実になるのか、夢で終わるのかわからないです。
みんなに認められるには、奥様と別れが必須条件です。
離婚をしたからと言って、心からの祝福の言葉がもらえるとも限りません。
間違った恋からのスタートには、仕方がないことです。
きっと、陸人さんと一緒になったとしても、大切な人の気持ちの中には、
『また、浮気や他に女ができて、紗彩が泣くことになるのでは?』
と、新しい心配ごとが浮かぶことでしょう。完全に認めてもらえるには、
2人が一緒になって、ずっと幸せで居続けた数年先の時です。
はたしてこの恋が、そこの段階まで進むことができるのか・・・。
それすらもまだ不透明で、全くわかりません。
先日、いつものメッセを終わりにする時間の間際に、突然、陸人さんが・・・。
「あ、そーそー 1つ言ってなかった事があったんだった。
紗彩ちゃんだけは、何度手元から零れ落ちても拾いたいのですよ。
だから、誰にも渡さないし、必ずもらう♪
それに、もう1つ欲しいモン増えちゃったしね(笑)」
突然のことにびっくりしつつも、もう1つの欲しいも?と頭がクエッションだらけに。
「紗彩ちゃんとの、幸せな家庭ってヤツぅ?幸せにしたいし、俺もなりたいし。
それが手に入るなら、苦労を苦労と思わないよ♪って感じなのでした(笑)」
紗彩が、陸人さんを不安にさせてしまったからなのかもしれません。
不安にさせてしまった原因は・・・、昔馴染みの男友達と飲みに行ったことです。
早めに帰るね。と伝えてあったのに、朝方まで2人で飲んでいました。
事前に昔馴染みの男友達と会うことを伝えてありましたけど、心配だったはず。
男友達と会った翌日に急に陸人さんと会えることになりました。
会った時には、ほんの少しのお説教らしきもの?はありましたけど・・・、
「しょーがない子だなぁ、もぉ(笑)」と、笑って許してくれました。
陸人さんを不安にさせてしまったことをすごく反省してます。
このことがあったから、陸人さんが自分の気持ちを紗彩に
きちんと伝えておきたくなったのかもしれません。
この恋の終わりがどうなるかは、まだまだ見えていませんけど・・・、
今は、陸人さんの気持ちが、すごく嬉しくて、幸せです。
陸人さんが動き出さない限りは、何の進展も終わりもありませんけど、
焦る必要は全然ないので、きっと、いつか動き出すと紗彩の中で信じて、
今の幸せをそのまま素直に感じていたいです・・・。