エンディングノート普及研修センター スタッフブログ

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エンディングノートにかかわる情報を、日々提供して参ります。

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エンディングノートと家族信託の関係について、今回は考えてみたいと思います。
 
エンディングノートについては、皆様もよくお分かりいただけているかと思いますが、同じくらい、相続の面で今、注目を集めているのが「家族信託」です。
 
父親から息子さんへと、財産が渡されるときには「財産が相続される」という形と通常なるものと思いますが、これを亡くなったときではなく、亡くなる前にご家族のうちで「信託」を行い、財産の受け渡しをスムーズに進められるようにと、いま、「家族信託」のご相談が増えてきているのです。
 
例を挙げると…
父親所有のお家を、長男に信託し、長男は父親の自宅を管理する。
そして父親がその自宅に住み続ける。
 
そのような形で、財産の信託を受け、受託者は管理のみを請負い、また、所有権も受託者へ移転しますので、いわゆる相続税や贈与税なども必要としなくなります。
 
これらの信託にかかる契約は、エンディングノートに記載しても、まとめられるものではありませんが、家族信託の場合には、【相続における財産承継の順番づけが可能になる】という点がございますので、どのような希望をもって、臨まれるのかなどを整理するには、エンディングノートも大きな役目を果たします。
 
終活を考えて参りますと、現状を把握するという意味でも「エンディングノートの活用」と、生前から財産を整理し、より希望にかなう形で、相続を進める「家族信託の活用」は、今後、両者ともさらに注目を集めていくことでしょう。
 
家族信託を行うと、所有権が移転される等の理由から、高齢のご家族の詐欺被害等の防止策としても注目されていますので、終活をお考えの方は、エンディングノートをよりよく活用頂く意味でも、「家族信託」をお調べになられてはいかがでしょうか。
 

地域のエンディングノートプランナーの方々にお集まり頂き、高齢者を対象とした、無料講習会も開催をしております。


悩まれていることを直接、お話頂きながら、エンディングノートの記入頂く機会を作り、悩まれている高齢者の方々の生活が、少しでも良い方向に結びついて頂けたらとの想いから始めました。


会場に代わる代わるお越し頂き、様々お話をさせて頂くこともできましたし、当日お越し頂いた高齢者の方々には、エンディングノートをプレゼントさせて頂きました。


お越し頂いた方が、高齢者が多かったこともあり、日々の生活の中で、どんなことに悩まれているのか、どんなことを相談されたいのか、いろんなことを学ぶことができました。


こうした活動が各地域で広がって参りますと、本当に“相談できる相手”を多くの高齢者の方々が、地域で作って頂けることにも繋がります。


エンディングノートについて、もっと深く知って頂く機会にもなりますし、こうした人とのつながり一つ一つが、社会貢献への第一歩ともなります。


一人でも多くの方に、エンディングノートを手にとってもらえるように、また、エンディングノートの有利性、記入の意義などを理解頂けるように、今後も活動に努めていければと思います。

11月10日より、弊協会の認定講座『エンディングノートプランナー養成講座』のプレオープンがはじまります。

正式のリリースは、来月12月11日(木)からとなりますが、講座の受講お申し込みにつきましては、随時、受付させて頂いておりますので、受講ご希望の方は、お問い合わせください。

高齢化が進み、東日本大震災より、本当に『人生の中で、いつ何が起こるか分からない』というお気持ちは、皆様の心のどこかにあり、そうした皆様の悩みを少しでも和らげることのできる方の養成ができればと考えております。

ご受講を志される皆様からのお申し込みをお待ちしております。
ぜひご検討のほど、宜しくお願いいたします。