長いようで短かった4週間の語学学校も終わりが近くなったので、そのあと10日あまりの自由時間の予定を立てることに。語学学校を紹介していただいた知人の知人の方は旅行社のかただったので、お世話になることにしました。マドリッドでもまだ見たいところがあったので、市内で女一人でも安心なホテルと、やっぱり南部の地方を旅行してみたかったのです。
この頃はまだ高速電車が普及していないころだったので、南部の都市から都市への移動が大変で短期間で効率よく回るにはガイド付きの周遊バスツアーが良いということで、マドリッド-コルドバ-セビリア-グラナダ-マドリッドの5泊、英語のガイド付きということで申し込みました。4週間お世話になったセニョーラに別れを告げて、バスツアーの集合場所に行ってみると。。なんと私以外は参加者は全員アルゼンチンからの観光客。スペイン語でもアルゼンチン訛りなので、彼らの言っていることは20%ぐらいしか判らないし、通訳兼ガイドの人は5か国語をしゃべるオランダ人ですが、なんといっても29対1で彼はスペイン語説明をしては、あとは私にだけ英語でごしょごしょっと説明するという方式で、スペイン語のほうの説明は40%ぐらいわかっていたので、
“こいつ英語にほうはかなりはしょっているな!“というのは判りました。
ところでこのツアー、同じ日程をいっしょに回っても、ホテルは2クラスに分かれていて、各都市につくと、二軒のホテルに分宿するのですが、それほどお値段に差がなかったので、私は上のクラスに申し込んでありました。実際には上のクラスは老夫婦が一組と、もう一人中年の男性が一人で参加している人と私の4人だけです。
一泊目はホテルに到着前に皆でレストランによって夕食を食べたので30名一緒でしたが、2日目以降は各ホテルの食堂での食事になっていたため、われわれ4人だけ、それに老夫婦は疲れたから食事はいらない、と部屋に行ってしまったため、私はアルゼンチン中年男性と2人で食事をとることに。。。彼のスペイン語は私がマドリッドで習ったスペイン語より訛りがあって、わかりにくかったですが、それでも何とか会話が成り立ってました。 彼はブエノスアイレスから300キロ以上離れたところの牧場主で、確か奥さんは死別したとか。。。(このあたりちょっと理解していなかったかも)。広大な土地に食肉のための牛を何百頭も持っているということで、そのレストランで出されたステーキの牛肉は”こんなのはステーキとは言えないよ!“といっていました。 アルゼンチンに是非遊びにくれば、ブエノスアイレスまで迎えにいくよ(それ以外には方法のないほど田舎だという印象)、というお誘い?までいただきましたが、まあそれはご愛嬌。このかた本当に紳士ではありましたが、なんといっても2人っきりの食事は気ズマリですよね。。。
幸い?そのあとの三泊はセビリアとグラナダで、セビリアにはスペイン行きの飛行機でNYからたまたま隣の席になったコーネル大学から1年間セビリアの大学に留学している子がいて、その子の寮に電話をしたら、今からみんなで街に繰り出すところだから、とホテルまで迎えに来てくれました。アメリカからの留学生ばかりのグループで、飲めや歌えやの大騒ぎで、う~ん、アメリカ人の印象悪いかも?
グラナダにはなんと日本でいっていた女子大の同級生2人が、3年生の1年間をスペイン留学していたので、彼女達の寮に遊びにいったり、街に夕食に出たりと久しぶりに日本語でご飯でした。
結局スペイン滞在でも最後のほうは、英語と日本語ばっかり使っていたって???そうですね。
