西村武重 山と渓谷社 2021年7月5日
こちらも1971年に出版されたものの文庫化。
明治から昭和にかけて、北海道根室中心に生活し、狩猟をしていた方の手記。
「ゴールデンカムイ」と時代が重なるか?
北海道という羆の生息地に入植って名目でどんどん人間が入り込んでいく。
アイヌの方々の土地も川も取り上げていく。
貪欲なのは人間だろう。
しっかし、この時代の人達って強い!!
そりゃ銃が導入されてても、防寒具や靴や装備の殆どが、布や革/植物だろ~!
アイヌの方々は毒矢で羆倒してたんだもんなぁ。
猟師さんだって羆撃ち殺しても、ほぼその場で解体するし、毛皮も肉もちゃんと使う。
こんなスタンス、日本国内ではもう存在しないんだろうな。
羆は畑も荒らすし馬も襲う。
猟師さんは羆の生態を知って、足跡も雰囲気も読んで追跡し、戦う。
服部文祥さんの解説がよい。