飛鳥井千砂 双葉文庫 2013年7月14日

都会に出て働いて、振り返りたくない故郷へ戻るか戻らないかの葛藤の物語。
解説によると、名古屋の方にココと言える町があるらしいんだけど。

自分の幼少期にも、近所にチョコレート工場があったんだよな。
文京区のお隣、新宿区になるのかな。
大手の出版社かあったりするなか、神楽坂へ行く途中で、チョコレートの香りがふわんと。
製造してたのか、集配のとこなのかわからなかったけど、とても良い匂いだったのを覚えてる。
まぁ、生活圏内ではなかったから、食事するときまで、チョコレートの香りなんて事にはならなかったんで、苦痛とは結び付いてはいない。東京で生まれ育って、一度も他の地域で暮らしたことがないから、実家を置いて出てくるとか、いつか帰るとか、感覚的にわからない部分も多い。
田舎はあるけど、訪れるものだから生活感がない。
故郷を大事に思う気持ち。
東京にだってあるんだけど、アスファルトなんだよな。
ちょっとだけ、羨ましいのであった。