田中経一 幻冬舎文庫 平成28年8月5日
人生の最後の料理をつくりますってな、妙な仕事をしている一人の料理人。
あぁ、その手のお料理オムニバスかと思って読み始めたら、違った‼️
第二次大戦中のハルピンと、2015年の現代とを交互に、料理を巡って壮大な物語になっていた。
作者は「料理の鉄人」のディレクター。総合演出家だった人。
作品の中の料理には、イラストが入ったりしてるわけじゃないから、見た目とか想像するしかないんだけど、見てみたいと思わせるものばかり。
きっと、作者の頭の中では盛り付けられた状態がみえてるんだろうなと思うと、羨ましい限り。
名前見ただけで、美味そうだなと思わせる組み合わせってあるもんな。
最近のお料理小説(?)流行りの中では異色な感じだし、その範疇ではないな。
うん、じわじわ染みてくる物語でした。
自分が、最後に食べるとしたら、何が食べたいだろう。
ジャンクフードばかりだから、これといったメニューが思い浮かばないのが、ちょっと寂しい。
お祖母ちゃんの牛乳羊羮くらいしか、思い浮かばないな。
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あ、二宮主演で映画になってたんだ。
まるっきりイメージ重ならなかった。
えぇ~⁉️違うなぁ。