日本から13時間遅れて、カナダ・ノバスコシア州でも新年を迎えました。
振り返れば2022年の年明けは、まだコロナ禍に左右され、アイスホッケーの遠征や試合の多くがキャンセルされていましたが、この秋から始まったホッケーシーズンでは、コロナ禍前のように練習も試合も好きなだけ観戦でき、遠征でも大忙しの毎日。
まるでコロナ禍が遠い昔の事のように思えます。
コロナ感染者数を久しぶりに調べてみると0の文字。
1週間平均も0。
だけど日本は…と考えると、本当か?という気がしないでもありませんが、我が家は咳の風邪に年末はやられました。
熱も出ず、体もだるくないけど、とにかく咳が出だしたら止まらない。
夜、ベッドに横になるともう大変。
食欲も落ちないけれど、咳で腹筋だけは鍛えられる。
そんな風邪が、至る所で流行ったようです。
クリスマスに続いて、年末は色々計画していましたが、風邪をうつすと大変なので、かなり予定をキャンセル。
でも、ちょうど我が家のみんなの体調が戻った頃に、トロント大学に進学したMirai君が遊びに来てくれました!
Aki君の好きな『すき焼き』をメニューに決めましたが、当日風邪気味だからとキャンセルに・・・。
Mirai君もとっても残念がっていました。
実はMirai君、24日にトロントから飛んでくる予定でしたが、雪のせいで27日到着になってしまったんです。
このクリスマスシーズン、アイスホッケーのワールドジュニアが行われているここハリファックスは、雨は降っても雪が降るほど寒くない天候が続いているのですが、他のカナダや近隣のアメリカでは大雪などで道路や空の旅に大きな支障が出ました。
すき焼きはあっという間に食べてしまい、何度もお替りしていたMirai君達。写真を撮るのをうっかり忘れてしまいました。
年末は、とにかく温まって風邪を吹っ飛ばそう~!
と、『かに鍋』の写真は撮ってました。笑
大晦日にはニーナちゃんも合流予定でしたが、彼女も体調不良の為キャンセル。
少し寂しかったのですが、大人数では食べられない『フォンドゥ』を楽しみました。
お肉を目の前にした嬉しそうな二人。
お腹がいっぱいになった後は、アイスホッケーワールドジュニア、ラウンドロビン最終戦のカナダ対スウェーデン戦をテレビで観戦。
折角ハリファックスで行われているし、チケットを買いたかったのですが、準決勝など行われる時期にHinata君の高校ホッケーのトーナメントが行われるため、購入を断念。
大晦日の試合だけでも・・・と調べたら、1枚5万円以上!
4人で20万?!
欲しい座席は1人10万円以上~!
「そんなお金があったら、スケート靴が買いたいわ・・・。」
とつぶやくRaito君の言葉に正気に戻り、
・・・諦めました。
主人の父方の祖母が良く作ってくれたナナイモバーを昼間作っていたので、2ピリの後のデザートに。
年越しそばが食べられないくらい、満腹感で結局年越しはUNOで遊んで寝ました。
そして2023年。
おせち料理までは作りませんが、京都『白みその雑煮』にエビやだし巻き卵だけ添えて元旦を祝いました。
コロナ禍を知らずに逝った私の父が、生前書き溜めてくれていたお正月用の祝い箸。それも来年で終わってしまいます。
だけど1本、父が自分の名前を書いて残して逝きました。
きっともう一度だけ、カナダでお正月を迎えたかったんだろうな~と毎年思い出します。
当たり前の事が、当たり前のように出来るようになった今。
2020年から日本に帰国出来ていなかった人も出来るようになりましたが、この数年間に学んだ、当たり前の日々の有り難さを忘れずに2023年も感謝の気持ちを胸に頑張っていきたいと思います。
クリスマス気分が抜けない我が家の犬たちも元気です!
皆さんに日本やハリファックスでお会い出来る日を楽しみにしております。
本年もどうぞよろしくお願いします。