本日3月11日は、一生忘れることの出来ない東日本大震災が起こった日。命を亡くされた方々や最愛の方を失われたご遺族に対し、深く追悼の意を表しますとともに、被災された方々や未だ避難されている方々に心からお見舞いを申し上げます。
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3月に入り、コロナ禍に関する規制がかなり和らいできたかと思えば、今度はロシア軍のウクライナ侵攻により、世界的に様々な影響が出て来ています。
世界中の子供たちが、明るい未来への夢を抱ける日が来てくれることを願うばかりです。
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コロナ禍に関する規制が緩和されてきたと書きましたが、コロナ感染が少なくなった・・・とは言い切れない今日この頃。
実は今回の日本帰国に関しても、最後まで本当に渡航できるのか不安材料が多々ありました。
私たちの住む、カナダ・ノバスコシア州では2月に入ってアイスホッケーなどの試合も出来るようになりました。
ところが、試合に備えて練習時間も増え、Raito君に続いて今度はKiyo君が濃厚接触者に。
9月から始めたアイスホッケーを出発ギリギリまでさせてあげたい・・・。だけど、ドレッシングルームなどではどうしても2メートルのソーシャルディスタンスを完全に保つ事は難しい。
どうしようか・・・と思いながら、Kiyo君を出発前2週間隔離させたところで、主人も仕事に出るしRaito君だって学校やホッケーが。
だったら、出発が火曜日だからその前の週の金曜日まで学校もホッケーも行かせてあげよう!と決めました。
・・・すると。
出発前の週になって、Kiyo君が担任の先生が休んでると言い出し、妊娠してるから赤ちゃんに何もなければ良いけど…。と思っていたら、先生の子供がコロナに。
続いて水曜日の朝、担任の先生からクラスの保護者宛にメッセージが届き、私も感染してしまったので早くても来週半ばまで休みます・・・と。
ドキドキしながら出発前のPCR検査を受けに行きました。
今までハリファックスで日本政府のCOVID-19に関する検査証明に記入してくれる医療機関が見つからなかったのですが、Praxesで独自の旅行の為の英文証明書を発行してもらい、それを使用して日本に入国出来た生徒さんがいたので、ここで予約を取りました。
無理かもしれないけど、これに記入してもらえる?
と聞くと、
「その用紙ならパソコンに入っているわ!大丈夫、任せておいて!」
と言ってもらえ、安心して検査法として認められているNEAR法を受けました。
クリニックで検査を受けたのが朝9時半。
その後、約50分後に陰性結果がメールにて届きました!
思いもよらない速さに感動し、早速MySOSに早速貼り付けて提出したところ。。。
「この証明書は有効ではありません。」
と来た。
早速クリニックに電話連絡をし、この用紙は古いもので最近新しく変わっているから認められないようだ。こちらに変えて発行してくれますか?と言ったら、時間はいつになるか約束はできないけど今日中にはできるわ!と言われ、一度電話を切った。
時間内にとどかなかったらどうしよう・・・。
少々焦りながら、用紙が古い形態って言ってもまだ新しくなって1週間も経ってないはずだし、それだけが原因かなあ~?
と確認してみると・・・なんと!!!
検査をした日付が去年になってる~~~!
またまた電話をし、日付が間違ってたよ~!
って言ったら、
”It's my bad! I'll fix it right away!”
それで無事届いたのが、こちら。
この日本語版をMySOSに他の書類と一緒に貼りつけると、QRコードの周りがピンク色に変わります。
これをバンクーバーなどから日本行の飛行機に乗りこむ前に確認されます。
出発当日は、朝2時起床。
3時自宅を出発。大雨の中、主人が安全運転で見送ってくれました。
ハリファックス国際空港には、出発の90分前までに着いていなくてはいけないとのこと。
ちょうど3時半に到着し、長い列に並んで搭乗手続きとなりました。
多くの人たちが、それぞれ向かう国で必要なアプリや誓約書への記入を行って来ていなかったらしく、家族で携帯電話をにらんでイライラしていました。早朝に、この作業はきついです・・・。
必ず、誓約書はアプリでも答えて入れますが、印刷して記入した物をお持ちください。→誓約書
Kiyo君も全ての内容を入力して、書類も添付しているのにピンクにならず少し焦りつつも、ここで止められることはなかったので、気持ちよく真っ暗な中、午前5時ハリファックスを出発しました!
出発の前日、オンラインチェックインをした際、座席を動かすことも出来ない程混んでいたのですが、どうやらメキシコに向かう人が多かったようです。
入国手続きに必要な書類をしっかりとハリファックスの空港で確認されるので、有り難いですが出発は遅れます。
乗継便は、余裕のあるものにするのが賢明です。
トロントで乗り換えるころには、朝焼けが。
本当に久しぶりのこの景色。幸せ感が溢れてきました。
今回、帰国が近づいてくるにつれ、
「もっとカナダに居たい。」
「1週間で戻ってくる!」
「それが駄目なら、夏休みに来る!」
というKiyo君。
今度一人で来られるって言えるよう、私はもちろん見守っているけど、自分の目で見て頭で考えて日本まで自分の力でたどり着けるかな?と実践。
可愛いぬいぐるみを抱え、航空券とボードを見て困った顔をするKiyo君。私がまるで幼い子供を見てみぬふりしている大人のように周りの目には映っていたかと。。。苦笑
でも、ちゃんとボードからどの搭乗口に向かえば良いか分かったようで、この後のバンクーバーでは私が待っていたにも関わらず先に一人で搭乗口まで行っちゃったKiyo君でした。
もう一人旅、どうってことない!
そんな気分でバンクーバーから成田への便に乗り込みました。
これは流石に長いので、通路を挟んで隣の席に。
映画をいっぱい観て、なかなか寝ないなって思っていたら、食事用のテーブルに枕を置いて、到着前2時間くらいグッスリ。
お陰で税関申告書は、到着してから急いで書き上げます。
(実は私は乗って直ぐにグッスリ眠ってしまい、受け取るのが最後になってしまったんです。)
飛行機の中の乗客のほとんどが他国への乗り継ぎでした。
とはいえ、結構な列。
まずは、書類が全て整っているかの確認。
パスポート、誓約書、ワクチン接種証明、渡航前のPCR検査の結果などを見せた上で、MySOSと厚生省のCOCOAのアプリを入れているか確認。
そして、健康カードの予備段階のものが手渡されます。
ここでPCR検査待ち。
唾液での検査となるため、30分間飲んだり食べたり出来ません。
お陰で喉が渇いて、なかなか必要な量の唾液が出てきませんでした。
A-35がどこに座って結果を待てばよいか。
そして、パスポートの裏に貼られる番号の下4桁が検査番号。
検査場や質問されるカウンターの所では写真撮影が禁止されていましたが、検査結果まで受け取ったのは到着して3時間後でした。
アプリの入力が全て出来ているか確認されますが、一を知らせるアプリは全て終了するとこんな状態です。
本当に携帯電話がないと何もできない時代になってしまったのを実感。
検査結果を受け取ったら、誰もいない。。。
隔離は1週間になっているが、到着日はカウントしないで翌日から3日目に政府指定の検査機関で検査し、陰性結果が出ればその証明書をMySOSから送れば隔離を短縮してもらえるらしい。
でも、この実費の金額がマチマチ。
2日目にMySOSからもリンクが届くので、検討して下さい。
元々、政府指定のホテルで3日間の隔離をしてからレンタカーで京都へ向かうつもりでしたが、ここへ来て陰性だった場合には24時間以内に限り公共の交通手段を利用しての国内移動が可能となった為、急遽関空までの飛行機を手配しました。
でも、便数も少なく、これ一本。
ピーチの320便が午後8時15分発で、遅くとも30分前までにチェックインを済ませ搭乗ゲートに向かわなくてはなりません。
スーツケースを受け取った時には、45分前。
アプリの作動など係りの人が手伝ってくれるのですが、Kiyo君の場合は自分の電話番号ではなくお母さんの電話番号を使用するので、上手くいかない部分もあり、少し時間がかかってしまいました。
ここまでくれば検査結果をもらうだけ。
だったので、次はどこへ進むかなどLINEでメッセージを送りながら、私は一足先に到着ゲートへ。
Kiyo君のご両親がお待ちでした。
乗継便の事があるので、申し訳ないけれどすぐお別れし、後から親子での嬉しいご対面のお写真を送って下さいました。
カナダ出発前は時間が作れず、ブログも止まっていましたが、折を見て遡って綴りたいと思います。
それにしても2年ぶりの親子の再会。
4月からは中学生のKiyo君。また会える日を楽しみにしています!
*こちらに紹介させてもらったカナダから日本への帰国情報は、2022年3月9日現在のものです。毎日のように変動が起こっておりますので、政府の水際対策について書かれたページで詳細を確認して下さるようお願いします。