人生をロマンチックにするか否かの大切な要素
つい最近メキシコの水中洞くつでマヤ文明の神殿が発見された。
その他にもゾウ型の絶滅動物ゴンフォテリウムや大型のナマケモノ、クマの骨に焼かれた人骨、陶器、壁には文様も見つかったそうだ。
なんという浪漫。そして3000年前には水がなかったという事も判る訳でこれもまた興味深い内容だ。
こうして水没してしまい発見されていない遺跡群や洞くつなんてきっと世界には山ほどある。
水中じゃなく地上だってそうだ。
そのへんの巨石をどけたら地下へ誘う階段が発見されたりするかもしれない。
関東でも車や電車から外を眺めていると、よく畑の真ん中に不自然にこんもりした小さな山が出てきたりするじゃない。そういうの見ると「あれ古墳じゃないの?」っていつも思う。
メキシコに行かなくても浪漫はすぐそばにあるはずだ。
ちょっとした大地の起伏、壁だったり石ころだったり、どんなに整備され都市化した街であろうとも過去が築いた文化の"ヒント"はきっとある。
それに気付くかどうかが人生をロマンチックにするか否かの大切な要素だと思うんだ。
と、いう訳で今回のバナナートは地下へ誘うトリックアートバナナ。
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