EVERGREEN
夏はすぐそこなのに。
毎日重苦しいくもり空
早くこの空から雲が消えてほしくて。
くだらないことで笑って
昨日のことは忘れて。
前だけを見ていたい。
そう思いながらも、わたしが見ているのは
ずっとずっと過去のこと。
何がひっかかってるのか
何に怯えているのか
じぶんでもわからない。
海が見たい。
ただ、何も考えずに海を見ていたい。
雨が降る夜、海が見たくてしょうがなくて。
でもきっと、そんな夜に見る海には引きずりこまれる感覚に陥る。
それでもいい気がして。
ただ、波の音を聴いていたい。
こんなに待ち遠しい夏も
きっとあっという間に過ぎていく。
一年前、夏が終わる頃には
何か変わってる気がしてた。
置かれてる現実は変わっても
わたしは何も変われてない。
きっと一年後も同じことを想う。
結局、なにも変われないまま。
*
