そゆこと | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

あ。

そういうことか。

 

 

午後の仕事が終わって汗びっしょ、洗濯室で脱ぎ散らかしてパンイチ。さぁ洗うぞー

ベテランの職員さんが、

 

「kenさん、その歳でこの仕事に飛び込んだら大変でしょう?」

 

(え。)

 

俺最初、嫌味言われてんのかな?と。

でもそんなこと言いそうな人にはとても見えないし。

 

「腰とか大丈夫ですか?」

「キツくないですか?」

 

あ。はい。午前中の膝以外は今のところ。

 

 

洗濯終わって大浴場の脱衣場でマッチョな若い職員さんに、

 

「kenさん?」

「◯◯歳って聞いたんですけど」

「ほんとですか?」

 

あ。

はいそうです。

 

「すげえ。」

「ばっと見、40てことはないかなもうちょっと上かな?くらいに思ってたんですが」

 

ありがとうございますっ!(思いっきり元気良くお礼を込めて)

 

「若い」

「てかすげえ」

「キツくないすか?大丈夫すか?」

 

えっと・・今のところは、

 

「尊敬します」

「困ったことあったら何でも言ってくださいね」

 

あ。はい。ありがとうございます。

 

 

そういう事か。

「この仕事には『あり得ない歳』の人が入って来る」とか言われてたんだろね。

だからみんな気を使ってくれて、それでいていつも通りに『千本ダッシュ』な仕事をしたわけだ。

そしたら、

このおっさん着いてくるし笑顔だし二言目には「楽しい」て言うし・・

そかそか。

俺も「どうせひと月で辞めるだろう」て前評判だったのか。

 

ふひひひひ。

この膝の痛みが治れば(徐々に痛みは弱くなって午前中だけ)体力的にはなーんの問題もない(体力はあんだよ体力だけは。あ、あと精力も)

ずーっと使ってください。

この男職場、俺に合ってる。

お昼寝出来るし嫌なことひとつも無いし居心地いいし。

世の中にはこんないい職場もあるんだなぁ。

 

毎日が体育会合宿。